12月って うまくいかない
若いときは12月が大すきだった
街はきれいだし、テレビとかもスペシャルだし、イベントたくさんだし
ボーナス出てすきな物買えるし
お正月?必要?。。。くらいに思ってたなぁ
今では12月を思うだけで落ちる
年を越すことに、なんでこんなにも日常を清算するような流れになるんだろう
そう言いつつ、その流れに乗っていないと、大人としてダメな気がして動いてしまう自分がいる
去年の今頃、同じように そんなふうに思って
なんかジワ~っときてた時に、小さな街なんだけど割といいイルミネーションをやってることをラジオで聞いた
行ってみようかな。。。
12月を楽しむなんてすごく久しぶりだった
例年通りの忙しさ、やることは減るわけはなかったけど
できる限り さばくことにした
何でも気持ちを入れてやってきた..ことをやめた
その小さな街のイルミネーション
メインのアーチが2つ、と他少々
そんなに広い範囲ではなかった
ただ、私には充分だった
ブルーの灯りの粒が 夜にきれーっに映って
正直、泣いた(笑っ)
おばさん泣いたよー
自分で決めたルールに勝手に疲れてたんだなぁ。。。
あの頃と同じような12月を過ごすのは、さすがにまだ無理だろうけど
いつか、あんなふうに過ごしてみたい
そう言えば、忘れられないクリスマスツリーがある
都内には毎年 数えきれないほどのツリーが飾られる
本当に幸せになる
足を止め、夜空を仰ぐなんて 東京ではこの時季ぐらいだと思う
しかーし!!
その幸せツリー達を抑えての、21年間 ダントツの1位(私の
)は
パンパカパーン
むかし、鎌倉シネマワールドで見たクリスマスツリー
寅さんこと、渥美清さんが亡くなった翌年くらいだったと思うけど、松竹が作った映画のテーマパーク(現在はもうありません)
松竹と言えば蒲田なんだけど、(ずいぶん前に)大船に撮影所が移っているので『鎌倉シネマワールド』
何度か行ったんだけど、12月も仕事がついて..(添乗員だったので)
もう、この時に行けて本当によかった
神様に感謝
昭和の古めの映画に入り込んだような感じ
霞がかかった夢の世界で、懐かしめの淡くて透明な灯りがにじんでる
とはいえ仕事中見上げてる時間は少ししかなかった。。。
でも一生忘れない
添乗仲間に
「写真なんて撮らなくていい!その景色を己の目に焼き付ければよし!」と言ってたヤツがいて
「ジジイか」とか言ってたんだけど
ほんと、心に焼きつけてあるから一生モノだよ
そういう存在って、ここに戻ってこれる道しるべな気がする
てことで今年も乗り切るぞー(声小っさ)