こんにちは!
春ですね。
新学期ですね。
新生活を迎えるであろうおまいらに夏川さんが
超現実的なことを教えたるから聞いてくれ。
夏川さんはね、小学校1年生の時、6年生のお姉さんにそれはそれは可愛がってもらってたのさ。
6年生のお姉さんは、夏川さんのことを「デメキンちゃん」と呼んでいた。
「デメキン」が何のことかわからなかった夏川さんは、それを素直に褒め言葉として受け取っていた。
(数年後「どうぶつの森」を遊んでいて、デメキンを釣り上げた時に真実を知ることになる。ギリ悪口やろ別にいいけど)
6年生のお姉さんは、とても優しかった。
卒業する時には、お手紙まで書いてくれた。
お手紙にはとても綺麗な字で今までの思い出が綴ってあった。
便箋の至る所に、可愛らしいシールが貼ってあった。
ラメの箔がついたシール(交換レート★★)
背景がクリアになっているシール(交換レート★★★)
ぷっくりとした立体のシール(交換レート★★★★★)
大きめのタイルシール(交換レート★★★★★★)
かなり豪華な仕上がりだった。
封筒からはほんのりとイチゴの香りがした。
匂い玉が数粒入れてあったのだ。
夏川さんは、幼心にとても感心した。
こんなに完成度の高い、素敵なお手紙をもらったのは生まれて初めてのことだった。
お姉さんが卒業してしまってからしばらくして、夏川さんはその手紙のお礼に何も渡さなかった自分を恥じた。
もちろん、読んですぐに感想は伝えたのだが、返事は同じく手紙に書いてもよかったわけだし。
お姉さんは卒業という門出を迎えるわけなのだから、なにかこう、記念品のようなものを渡したって良かったはずだ。
だが、当時小学1年生の夏川さんは、そこまで考え至らなかったのである。
6年生というのは、すごい。
この時、とても強くそう感じた。
6年生というのは、ただ出鱈目に身長が高いだけの生き物ではないらしい。
6年生というのは、ただいたずらに年を重ねただけではないらしい。
どうやら6年生というのは、1年生の夏川さんでは到底敵わない、社会性と社交性を持った、人間力の高い生き物らしい。
人のことデメキンとかいうけど
そのことがあってから夏川さんは、6年生になるのが楽しみになった。
6年生になったら、夏川さんにも可愛がれる1年生ができて、その1年生にちょっとだけ失礼なあだ名をつけて、毎日ブランコで遊んであげるのである。
卒業を惜しまれ、お別れが近づいてきたら、とびっきりのデコレーションを施したお手紙を書いて、1年生の胸にその存在を深く刻みつけるのである。
リスペクトの眼差しを背中に受けて、中学校の制服に腕を通すのである。
ならなかったーーーーーー!!!!😆😆😆😆😆
ぜんっぜん、可愛がってる1年生とか、
できなかったーーーーーー!!!!😆😆😆😆😆
ただ出鱈目に身長が高くなり
ただいたずらに歳を重ねたーーーーー😆😆😆😆😆
交換レートの高いシールは、自分のシール手帳の中に封印されたまま、いつのまにか風化した🥰
それなりに年を食った自覚のある諸兄なら、夏川さんが何を言いたいかわかってもらえると思うのだが
年下でいる時に感じる、年上の余裕とか、大人の落ち着きとか
あれ全部まやかし。
あのね、年上だから余裕があるわけでも、大人だから落ち着いてるわけでもないんですよ
まじでただの人間性🥰
個の性質によるもの🥰
封筒に匂い玉を入れたことのない人間は
5年経っても匂い玉の売り場すら知らんのです。
時間が育てる人間性なんてもんは、存在しません!
残念でした!!!!!
素敵な環境に身を置いていても、勝手に成長するわけではありません!
残念でした!!!!!
逆に言えばね、人間性だの社会性だのを身につけて、育てるのに、時間はさほど重要じゃないということなんですよ。
封筒に匂い玉を入れられる人間になりたいなら、今すぐ匂い玉を探せばいいだけのことなのです。
どこに売ってるのか知らんけど。
誠実な人間になりたいなら、今すぐなにか誠実なことをやってみて、それが身体に馴染むまで続ければいいだけなのです。
賢い人間になりたいなら、すぐに何かを勉強してみて、それを続ければいいだけなのです。
素敵な大人になるのに、時間は必要ないみたいですよ。
新学期、新生活
何かを始めるのにうってつけなタイミングですから、
素敵な大人を始めてみるってのもいいんじゃないでしょうか。
夏川さんはね、最近
会社に提出する領収書の束をまとめた封筒に
お気に入りのシールを惜しみなく貼って、ちょっぴり可愛くデコレーションすることから始めたよ😊😊😊
もうシールを風化させない🥰
素敵な大人って何やねん、と思いますが
それはおのれらで考えて😆
ばいなーんす!
あ、写真は先日のマーダーミステリー倶楽部の昼の部の人。
魔法陣より召喚されし、魔女っ子めーたん⭐️
これ撮ってくださったのは、夏川の思う“素敵な大人”代表
こと、豊崎愛生 姉さんです😌😌😌
ぼく、豊崎さんに初めて会った時、
「ミュージックレインにいたら、こんな大人になれるんか……!!!」
って思ってたんだけど
ぜんぜんちゃらんぽらんのまんま🤪🤪🤪🤪