前回の続きの続き
5月のつくば美術館、
明和電機ナンセンスファクトリー展へ
行きました。
見た目と製品の一部を
断片的に知っている程度でしたが、
これをきっかけに
さらに虜になってしまいました。
というのが前回のお話でした。
後追いで結構色々とYouTubeを見たのですが、
社長のお話みたいな大学の講義だったら
いくらでも聞いていられます🙂
会社形式の芸術家とは
凄いことを考えつかれたとあらためて思います。
美術館での社長は
展示室を行き来しながら
目配り気配り、
気がついたところで
メンテナンスやサービスをされておりました。
さて、
私はどちらの美術館でも
ミュージアムショップが好きなのですが、
つくば美術館のショップはミニマムで
店員さんもナッパ服を着て
明和電機ショップと化していました。
明和電機グッズはどれも洗練されていて
気になるものが多いですが、
今回のお目当ては
オタマトーンデラックス~
⬆️この、社長が愛用している
大きいサイズのオタマトーンです。
YouTubeの上手な方々は
普通サイズでもヴァイオリンみたいに
いい音出していますが、
下手な練習は公害レベルなので
もう少し小さい音で
こころゆくまで練習したいんです。
展示品で試してみたところ、
サイズが大きい分、
しっぽスイッチが押さえやすくて
格段に弾きやすいです。
ボリュームも「つまみ」があるので
細かく調整しやすいし、
音もマイルドな感じです。
し・か・も!
社長が出勤しているので、
サインしていただけるとのことでした。
ということで、大きいオタマトーンを購入😀
社長室のスペース前は
すでに列ができておりましたが、
私も並んでサインをいただきました。
黒い細マッキーでサラさらり~と
かわいいおオタマのイラスト入り。
一緒にお写真も!
ありがたや~✨
(左半分は自粛)
しかし…
この時すでにオタマトーンが
社長のおっしゃる「ナンセンス」を
超越していることに
誰も気がつきませんでした。
閉館の1時間前に現地到着したので
閉館ギリギリまで展示を見て回り、
社長の奏でるオタマトーンの
蛍の光で追い出されました。
筑波大学一帯を取り囲むのはどれも大木。
鬱蒼と繁っているのと、
敷地が広大なため建物が見えません。
原生林を開拓してつくられた
という独特な空気や気配を感じました。
大学敷地にあるサザコーヒーが
期間限定で
オタマトーンカフェになっている
ということでしたが、
そこまで行く気力は無く
美術館のショップでも販売していた
明和電機ブレンドのカップオンを購入しました。
物凄く充実した展覧会でした。
行ってよかった。
帰宅してから
とりあえず
オタマトーンを取り出すと
😕あれ?
なんか違うよね。
上の凛々しい社長とともに
どや顔のオタマトーンの写真と
下の開発者自らがサインしたてホヤホヤ
ちょっとしゃくれた顔のオタマトーンの違い
お気づきになりましたか?
(ちなみに顔が変なわけではございません)
ガビーン😱
全く違和感に気がつきませんでしたーーー
しっぽスイッチ(音を出す黒い部分)が
全くの逆向きですーーーー
困惑です🙃
どうしたものか考えましたが、
翌日、とりあえずメーカーさんに
メールで問い合わせました。
社長のサイン部分を
良品に付け替えてくださるとのこと。
とりあえずよかったです。
😵💨
ショップの方も、自分も、
社長も気がついていなかったよ。
堂々と箱に入って陳列されてたのが
ある意味すごくね?
と思いました。
メーカーさんに発送するまで
しばらくの間
このオタマトーンの顔を見ながら、
(開発当初、シリコンの白い顔を見て)
会長が「スケキヨを思い出す」
とおっしゃったらしいエピソードを思い出し
笑ってしまいました。
(※スケキヨわかりますか?
「犬神家の一族」です。😱
TVドラマのあれは印象に残りすぎます。)
しっぽスイッチが
逆向きの場合はどうなるのか
試しに演奏してみたところ、
親指専用ですね。
親指で弾くオタマトーンとして
案外需要があるかもわかりません。
オタマトーンと見つめ合うと
他の指でも弾けないことはないです。
メーカーさんに発送してから3日間くらいで
本来の姿に戻ったオタマが帰ってきました。
心なしか、顔つきもよろしくなったもようです。
説明書には右手でしっぽスイッチを操作、
左手で顔を持つ
とありますが、
これをあえて左手で
しっぽスイッチの操作をすることで
右脳を鍛えよう
などと考えております。
おしまい。