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病院では

 

眼鏡が出来たら

それを持って受診してくださいと言われ

 

その場で2週間後くらいに予約を入れて

この間に眼鏡を作成した

 

 

 

 

 

リトルは遠視も乱視も強かったので

普通に作るとレンズが恐ろしく分厚い

 

眼鏡屋さんで試しに

通常はこのくらいになりますと言われた

ダミーをかけさせてもらうと

 

鼻当てが鼻骨に乗り切らず

ズルっと下がってしまった

 

本来のレンズはもう少し重いです‥

 

店員さんが申し訳なさそうに

 

 

強い遠視の凸レンズなので

目がレンズの端一杯まで大きくなって

まるで別人の顔になってしまうこともわかった

 

 

レンズのランクを上げて薄いレンズにすると

軽減されると言われひとつひとつ試す

 

レンズは薄くする加工が施されたり

反射や歪みが少ないなど段階的になっていて

 

ひとつ上げるごとに

金額も比例して上がっていく

 

どこを妥協点にするか‥

ということになるけど

もちろんお財布との相談も必要で

 

当時は旦那さんも居たので

勝手には決められず‥

 

元の旦那さんとどう話し合ったかは

もう記憶にないけど

 

リトルが快適に過ごせるようにと

けっこう無理をしたと思う

 

 

この記事を書くのに

最初のメガネをどこかに残していないかと

随分探したのだけど

 

苦楽を共にした記念すべき初メガネは

その後の3度の引っ越しにより

どこかにやってしまって見つからなかった

 

 

この頃のリトル

 ┌                                               ┐

 

 

 

           ※写真サクジョしました 

 

 

 

 └                                               ┘

 

リトルは最初‥ほんの数日は

眼鏡をかけることを嫌がった

 

でもかければ今までボンヤリしていたものが

よく見えるのだから

 

慣れてくれば嫌がらなくなると

色々なものに書かれていたのを読んで

 

外してはポイっとするのを辛抱強く

掛け直させた

 

家ではそうして数週間やっている間に

朝起きたらかける が浸透していった

 

 

メガネは ともだち

一生の ともだち

 

何回も何回も言った

 

 

コレね昨日ふいにご飯を食べながら

メガネは‥って呟いたら

 

一瞬間があって‥

 

ともだち ってリトルが 笑

 

憶えてるんだ

 

憶えてますよーそりゃ

一生の? ともだち ! でしょ?

 

そうだよね

毎朝眼鏡をかける時に言っていた

 

呪文のような言葉だった

 

 

当時ハナにも

リトルが眼鏡をかけた姿を

笑ったりしちゃ絶対ダメだよ

かっこいいねって言ってあげてねと言い

 

こういう時のハナは昔から実に頼もしく

わかった!と使命感に燃えて

その通り違和感なく受けれいてくれた

 

 

問題は保育園だった

 

 

実は眼鏡のことで悩ましかった同時期に

2人を連れて認可保育園への

見学を繰り返していた

 

 

この頃子供たちはまだ市の認可外の

託児所のような園に通っていました

 

私の仕事もまだ毎日ではなく

月に〇時間という預け方だったので

仕事をする時間のみを預けていたけど

 

それでも認可保育園に比べると高額で

入るものはほぼ出ていく状態

 

出来ればやはり市の認可保育園に

通わせたかった

 

新年度からは

4歳児と5歳児クラスに該当する2人

 

今、保育園への入園は様々言われていますが

この年齢から入れるところなどほぼ無いのは

この頃も同じだった

 

 

通える範囲の保育園へ見学を重ねるうち

改築中で春から増員予定だという

保育園を見つけた

 

ここなら僅かに入れる可能性があるかも‥!

と申し込みをしたのが

締め切りギリギリの2月の上旬だったと思う

 

これが家でリトルの目がおかしいことに

気付いた頃だ

 

 

そして保育園の決定通知が来たのは

忘れもしない3歳児健診の日

 

 

出がけに届いた郵便を

配達員さんから直接受け取り

そのままバッグに入れて

 

健診で大きな病院へと言われた後に

この先どうなるんだろうと思いながら

待合スペースでこの封書を開けました

 

 

そこには希望していた保育園に

ハナとリトル二人ともを受け入れますと

書かれていました

 

 

 

眼鏡が出来上がったのは3月の中頃

それからすぐに

保育園を移ることになりました

 

そして話はここへ繋がっていくのです

 

  

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ナツ