奥村です。
今回、パリに滞在していて、
ちょっと印象に残ったことがありました。
それは、レストランやカフェの店員さんの働き方です。
パリのレストランやカフェに行くと、
結構びっくりするのですが、
20席くらいのフロアを
一人で回しているお店が少なくありません。
日本だったら、何人かで分担していそうな広さのお店でも、
ウェイターさんが一人で注文を取って、
料理を運んで、お皿を片付けて、お会計までしている。
とにかく忙しそうなんです。
先日、入ったレストランでも、
20席くらいあるフロアを
一人のウェイターさんが担当していました。
お客さんから注文を取って、料理を運んで、
空いたお皿を下げて、
また別のお客さんに呼ばれて……。
もう、ずっと動きっぱなし。
見ているこちらが
「大変そうだなあ」と思うくらいでした。
ところが。
このウェイターさん、
ずーっと
鼻歌を歌っているんです(笑)。
料理を運びながら、
ふんふんふーん♪
お皿を片付けながら、
ふんふんふーん♪
しかも、
なんだかとっても楽しそう。
もちろん
仕事の手を抜いているわけではありません。
むしろ
テキパキと働いていて、
ちゃんとお客さんにも対応しています。
でも、ずっとご機嫌なんです。
これを見て、
なんだかいいなあと思いました。
同じ仕事をするなら、楽しくやった方が絶対にいいですよね。
もちろん、仕事には大変なこともあります。
忙しい日もあれば、
面倒なこともあるし、
思い通りにいかないこともあります。
でも、だからといって、ずっと不機嫌でいる必要はないわけです。
考えてみれば、
仕事って人生のかなりの時間を占めています。
1日8時間働くとしたら、
起きている時間の半分くらいは仕事をしていることになります。
その時間を
「大変だ、大変だ」と思いながら過ごすのか。
それとも、鼻歌でも歌いながら過ごすのか。
同じ8時間でも、
人生の楽しさはずいぶん違うんじゃないでしょうか。
私は長年、自分でビジネスをやってきましたが、
やっぱり仕事は楽しい方がいいと思っています。
もちろん、楽しいことばかりではありません。
嫌なことも、面倒なことも、山ほどあります。
でも、仕事を楽しむというのは、
楽な仕事を選ぶこととは違うんですよね。
大変な仕事でも、楽しみながらやることはできる。
そして、あのウェイターさんを見て、もう一つ思いました。
仕事が楽しいからご機嫌なのではなく、
ご機嫌で仕事をするという選択もある。
仕事が楽しくなるのを待つのではなく、
自分から楽しんでしまう。
これって、実はすごく大切なことなんじゃないでしょうか。
そして、ご機嫌で働いている人って、
周りの人までちょっと幸せにするんですよね。
別に特別なサービスをしてもらったわけではありません。
でも、鼻歌を歌いながら
楽しそうに働いている姿を見ているだけで、
こちらまでなんだか楽しくなりました。
仕事の成果というのは、
売上や利益だけでは測れないものもあるんだなあと思います。
自分がご機嫌でいることも、
立派なサービスなのかもしれません。
どうせ同じ時間働くなら、
眉間にシワを寄せるより、鼻歌を歌っていたい。
そう思わせてくれたパリのレストランでした。
ちなみに私は、
鼻歌を歌いながら仕事をしているかというと……。
仕事中は結構真剣なので、あまり歌っていない気がします(笑)。
でも、せっかく自分で選んだ仕事です。
もうちょっと鼻歌まじりでもいいのかもしれません苦笑
ではまた!