あれ?ドイツって時間に正確じゃなかったの? | 年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

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奥村です。



今回、帰国するとき、

デュッセルドルフからフランクフルト空港までドイツ国鉄で移動して、

 

飛行機に乗り

そこからパリ経由で日本へ帰ってきました。



今回の旅行中、私はずっとChatGPTに旅程を相談していたんですが、


「ドイツ国鉄は遅れるので、時間にはかなり余裕を持ってください」


と、やたら言われるんですよ。



特に帰国日は飛行機がありますから、


「ギリギリの電車はダメ」


 「1本遅れても大丈夫な時間にして」


 「場合によってはもっと早い電車を」


と、ものすごく警戒される。



そこで私、思ったんですよ。

あれ?
ドイツって時間に正確な国じゃなかったっけ?


日本人の私の中では、


ドイツ人=几帳面
 ドイツ人=時間厳守
 ドイツの鉄道=当然、正確


みたいなイメージがありました。



そこで、デュッセルドルフに住んでいる卒業生に聞いてみたら、

「いや、先生。ドイツ国鉄、めちゃくちゃ遅れますよ」
とのこと。



えええ。
調べてみたら、本当でした。


2025年のドイツ国鉄の長距離列車の定時運行率は、なんと60.1%。


つまり、ざっくり言えば10本に4本は定時ではない



しかも2026年上半期には58.7%まで下がっています。


「ドイツ=時間に正確」
という私のイメージは一体どこへ(笑)。



でも、なぜこんなことになったのかを調べてみると、これが結構面白かった。


主な原因の一つが、
インフラの老朽化です。


線路、信号設備、橋などが古くなっている。


さらに、利用する列車は多いのに線路のキャパシティが足りない。


特にフランクフルトやケルンなどの大きな交通拠点は混雑していて、

一つの遅れが別の列車に波及していく。

 


そして今、それを何とかするために大規模な改修工事をやっているので、


直すための工事によって、さらに遅れる
という状態になっています。



これを見ていて、私は、


「信用って、貯金じゃないんだな」


と思いました。


「ドイツは時間に正確」
というイメージは、一朝一夕でできたものではありません。



長い年月をかけて、
「やっぱりドイツはちゃんとしているよね」
という評価を積み重ねてきた結果です。



でも。


過去にどれだけ信用を積み上げても、

今の中身をメンテナンスしなければ、

その信用は少しずつ現実とズレていく。



これって、ビジネスでもまったく同じだと思うんです。


「あの人は昔すごかった」
「あの会社は有名だから」
「あの商品は昔から売れているから」


それだけでは、ずっと選ばれ続けることはできません。

 


ビジネスも、資産も、人間関係も、
作ることより、作った後にメンテナンスし続けることのほうが、実は難しい。

 


そして面白いのは、ドイツ国鉄も今まさに、大規模な改修を始めていること。


DBは2025年だけでも巨額のインフラ投資を行い、

鉄道網を立て直すには今後かなり長い時間が必要だとしています。


一度メンテナンスを後回しにすると、
後から直すほうが、ずっと大変なんですよね。



これはビジネスも同じ。


売上が上がっているときこそ、仕組みを整える。
うまくいっているときこそ、商品を磨く。


お客さんが来てくれているときこそ、信用を積み直す。


「まだ大丈夫」
と思っているときに手を入れる。



ドイツ国鉄に乗りながら、
そんなことを考えていました。


ちなみに今回の私。


ChatGPTの忠告を素直に聞いて、

帰国日は飛行機の3時間前にフランクフルト空港に到着する電車を取りました。

そして幸い、私が乗った電車はほぼ定刻通りにフランクフルトに到着。

 


「なんだ、全然大丈夫じゃん」
と思っていたんですが。


あとで卒業生から連絡が。



なんと、
私が乗った1本後の電車から、1時間以上の遅延が発生していました(笑)。

危なっ。


もし「ドイツなんだから時間通りでしょ」と思って、もう少し遅い電車にしていたら、

帰国便を前にかなり焦っていたはずです。


ということで今回の教訓。

信用もインフラも、作るだけではダメ。
メンテナンスし続けて、初めて維持できる。



そして旅行に関しては、


「ドイツは時間に正確」という私の古い常識より、

卒業生&ChatGPTを信じて正解でした(笑)。

 


次回ドイツ国鉄に乗るときも、余裕を持って行動したいと思います。