トトロに会いにフランスまで来てみた | 年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

専業主婦からOLまで
420人の“稼げる英語コーチ”を育成した
年商億越え女性起業家

奥村です。

今回、フランスの片田舎、
オービュッソンという街に行ってきました。


いやもう、本当に遠い(笑)

パリからもかなり離れた場所にある、
小さな街です。


なぜわざわざそんなところまで
行ったのかというと、


「トトロのタペストリー」を見るため。


オービュッソンは、
何百年もの歴史を持つタペストリーの街。


大阪・関西万博のフランス館でも、


宮崎駿監督の作品をモチーフにしたタペストリーが

展示されていました。


そして今回、7月に新しく「トトロ」のタペストリーが織り上がり、
その完成後、日本人グループとして初めて公式訪問する
という企画があり、参加してきました。


とはいえですね。
正直に言うと、私、
タペストリーについて
ほぼ何も知らなかったんです(笑)


「織物ですよね?」
くらいの知識。


なので最初は、
「大きなトトロのタペストリーを見る」
くらいの認識でした。


ところが。


実際に作品を見る前に、
まず日本人の織り師さんの工房を訪ねて、


「どうやってこの作品が作られているのか」
という説明を聞かせてもらったんです。


これが、もう、とんでもなかった。


たとえば


タペストリーでは、
複数の糸を組み合わせて一つの色を作っていきます。


どの色の糸をどう組み合わせるのか。


それを作品全体について設計して、
地図のようなものを作り、
一つひとつ番号を振っていく。


そして驚いたのが、
実際に織り始める前の、その準備だけで10か月。


10か月ですよ(笑)


まだ織ってないんです。


さらに今回のトトロは、
作品全体に「緑」がたくさん使われています。


その緑だけで、
なんと約800色。



「緑」って一色じゃないんですよね。


光の当たり方。
葉っぱの色。
影。
奥行き。


それを表現するために、
少しずつ違う緑を作っていく。


そういう話を聞いてから、
いよいよ完成したタペストリーを見せてもらいました。


すると、
見え方が全然違う。


「あ、これがあの800色の緑か」


「これを織る前に10か月かけて準備したのか」


「この一部分にも、あれだけの工程が入っているのか」


と思いながら見るので、
もう完全に、


「これが噂の……!」
という状態(笑)

 


もし何の説明もなく、
いきなりこの作品だけを見ていたら、
もちろん「大きい!」「きれい!」とは思ったでしょう。


でも、
ここまで感動したかというと、たぶん違う。

そこで思ったんです。

人の感動って、「そのもの」だけで決まるわけじゃないんだな、と。


その前に、


何を知っているか。


何を聞いているか。


どこに注目すればいいのかを知っているか。


それによって、


同じものを見ても、受け取る価値がまったく変わる。


これって、ビジネスでも同じですよね。


どれだけいい商品やサービスを作っても、


いきなり
「はい、これです!」


と見せるだけでは、その価値の半分も伝わらないことがある。


なぜこれを作ったのか。


どんな手間がかかっているのか。


どこを見てほしいのか。


何が普通とは違うのか。


そういうことを先に伝えて、
「期待値をうまく高めておく」
ことで、


同じ商品でも、受け取る側の感動は大きく変わる。


もちろん、実物以上に煽るという意味ではありません。


むしろ、
本来そこにある価値を、ちゃんと受け取れる状態にしておく


これってものすごく大事なんじゃないかなと思いました。


そんなことを、
フランスの片田舎でトトロを眺めながら考えておりました(笑)



で、これが噂のトトロです↓


織物です!!
横幅7メートル以上あります!

 



ではまた!