奥村@フランスの田舎を旅行中です。
今回はグループ旅行なのですが、
私たちを乗せてくれている
バスのドライバーさんが、
フランス人のお茶目なおじいちゃんで、
とてもかわいいんです。
ただし。
このおじいちゃん。
写真を撮るのが、
壊滅的に下手です(笑)
いや、もう本当にすごい。
グループ写真をお願いしたら、
「そこ背景入れてほしかったんだけど……」
という肝心の背景が入ってなかったり、
なぜか人が微妙に切れていたり、
写真をお願いしたはずなのに
動画が撮れていたり(笑)
何度も、
「もう一回お願いします!」
とやり直してもらっています。
そんなことを繰り返しているので、
もはや私たちの中では
「ドライバーさんに
写真を頼んでも、
まあ無理だろう」
という共通認識ができあがっていました(笑)
ところが昨日。
お城でランチを食べたあと、
ドライバーさんがまた、
「写真撮ってあげるよ」
みたいな感じでカメラを構えてくれたんです。
私たちも、
「はいはい、お願いします」
と言いつつ、
心の中では完全に
(まあ、どうせ今回も無理やろ)
と思っている(笑)
そして撮れた写真を見てみたら……
めっちゃいい。
構図もいい。
背景もちゃんと入ってる。
普通に、
めっちゃいい写真!!!
「え!!!!」
「すごい!!!」
「めっちゃいい!!!」
となって、
なんとドライバーさん、
みんなから拍手喝采(笑)
おじいちゃんも、
ものすごく嬉しそうでした。
で、その光景を見ながら思ったんですよね。
期待値調整って、大事だなと(笑)
たぶんこれ、
最初から写真がめちゃくちゃ上手な人だったら、
同じ写真を撮っても、
「あ、ありがとうございます」
で終わってたと思うんです。
でも、
何度頼んでも背景がない。
人が切れる。
たまに動画になる。
という実績を
コツコツ積み上げてきた結果(笑)、
私たちの期待値は、
限りなくゼロ。
だから、
「ちゃんと撮れた」
だけで、
感動になる(笑)
これって、
実はビジネスでも人間関係でも
結構あると思うんですよね。
期待値が高すぎると、
かなり頑張っても
「まあ、それくらいやってくれるよね」
になる。
逆に、
期待していなかったところで
ちょっといいことが起きると、
「え!!すごい!!」
になる。
もちろん、
わざと仕事のクオリティを下げて
期待値を地面まで落としましょう、
という話ではありません(笑)
でも、
最初にどんな期待値を作るか。
そして、
その期待値をちょっと超えることができるか。
これって、
相手の満足度を考える上では
かなり大事なんだろうなと思いました。
ちなみに昨日の写真以降、
私たちの中で
ドライバーさんへの写真の期待値は
一気に上昇しました。
つまり彼は今、
自ら次回のハードルを上げてしまった状態です(笑)
次の写真撮影が楽しみです。
頑張れ、おじいちゃん。
昨日の奇跡が実力だったことを証明してくれ(笑)
あ…でも今日でパリに移動でおじいちゃんと
今日お別れだった(苦笑
ではまた!