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こんにちは ネイティブ英語環境 奥村美里です。
今日も読んでいただいてありがとうございます!
今からお話しすることはリスニングにおいて大変重要なお話です。
これをよむだけでなぜ自分は英語が今まで聞き取れなかったのかわかる、
完璧なリスニングへの最短の道の話です。
これさえ知っていれば、いったいなにをどうすればより効率的に、
より早く英語が聞き取れるようになるのかがわかります。
逆にこれを知らないと、「なぜ、私は英語が聞き取れないんだろう・・・
一生懸命頑張っているのに・・・誰か助けてくれないかな?」
というようなことを感じながら英語を学んでいくことになります。
すごく重要な話です。
昨日は「リスニングには5段階ある」というお話を
しましたね。
おぼえていらっしゃいますか?
復習をしておくと、
「リスニングができている!」
という状態になるには5段階あり、
それは、以下のような段階を経ます。
1・英語を聞いているだけで疲れる。眠くなる
2・だんだんと英語に慣れて、疲れなくなる
3・だんだんと英語がゆっくりに聞こえるようになる
4・単語が部分的に聞き取れるようになる
5・完全に聞き取れるようになる
さて、今日はリスニングの壁についてお伝えしたいと思います。
リスニングができない、と一口に言いますが
大別して3つの原因があるのではないかと考えています。
原因その1
単語の壁
日常的やり取りの9割は中学で習う単語がきっちり使いこなせれば
大丈夫です。
が・・・
たとえば
中学で学ぶ英単語もままならないのに
テレビではCNNやBBC、雑誌ではタイムスやニューズウィークで
政治や経済、世界情勢のニュースが理解できるわけありませんよね?
なので、「こういうものが英語で理解したい!」という専門分野が
ある方は、その専門分野の英単語も頭に入っていないと、理解できません。
この単語の壁でつまずいている人は
リスニング力がないことも原因にあるかもしれませんが、
専門分野の単語が入っていない可能性があります。
「特に政治や経済のニュースが英語で理解できなくてもいい!
外国人と日常的なやり取りができればいいんだ」
と考えていらっしゃる方は思い切って難しい単語がいっぱいの
ニュースは聞かず、日常的やり取りが満載の海外ドラマをリスニングの
対象にすると、聞き取りができる部分が増えると思います。
原因その2
文法の壁
近年は文法を軽視する風潮がありますが、文法が頭に入っていないと
正しい英語を話すことができませんし、リスニングも単語がぶつ切りに
聞こえるだけで文章の意味としてまとまって理解できなくなります。
私が大学生の時に、カナダからの帰国子女の知り合いがいました。
はたから聞いていると発音はネイティブそのものなので
「英語うまいなあ」
と思うのですが、あるとき共通の友人であるネイティブスピーカーの
男の子が
「彼女は文法がめちゃくちゃだから、ちょっと複雑な文章になると
作れないみたいなんだよね」
と言ったのです。
文法の重要性を物語っているなあと思いました。
友達どおしの会話なら多少むちゃくちゃでもいいですが
ちょっとかしこまった席やビジネスの席でかなり間違った文法で
話していたら私なら恥ずかしいなあと思ってしまいます。
では、一体どれほどの文法を覚えれば英語の聞き取りや話したりが
できるようになるのでしょうか?
それは・・・
たったの40~50個です。
つまり、中学から高校1年くらいまでで学ぶ文法の項目ががっちりと
マスターできていれば聞けるし、文法の点だけで言うとほとんどすべての
文章を読みこなすことができるようになります。
今「文法ができない!」と感じている方は
「できない!」のではなく「忘れている・・・」だけなのです。
でも中学生の子供に理解できたんだから、今の自分に理解できないわけは
ありませんよね?
文法は完全に身に着くまで繰り返し口に出して覚えることが重要です。
口に出して覚えたほうが文法の形を文字として認識ではなく、
音として認識できるのでリスニングでも文法の形が認識しやすくなります。
原因その3
英語の音そのものに慣れていない
文法も単語バッチリなんだけど昨日初めてネイティブの英語を聞いて
今日からいきなり理解できるようになる、ということは残念ながら
ありません。
先ほどおさらいした、リスニングの5段階というのは
だれにでも訪れるものです。
最初はネイティブの早い会話を聞いて
理解しようとしているんだけれども5分でぐったり・・・・
しかし定期的に続けて聞いて
聞き慣れてくると英語を聞いただけでは疲れなくなります。
これが段階その2です。
さらに定期的に聞いていると
最初は早すぎて全く意味不明だった英語が
だんだんゆっくり聞こえてきます。
そして同時期に単語のおさらいなども行っている方は
だんだん単語だけが聞き取れてきます。
最終的にある一定の時間を「ひたすら聞く」ことに
費やすとある日突然コップから水があふれるように
流れてくる英語がわかるようになります。
私はこれと全く同じ体験を大学1年の時にしました。
その当時は「やさしいビジネス英語」をNHKラジオで聞いていて
最初の3カ月は全くスピードについていけないし意味も
聞き取れなかったのですが、
毎日聞いて復習もすることでだんだんゆっくり聞こえるようになり、
まさにある日突然「英語を理解している自分」がいたのです。
衝撃的でした。
さて、今日はこの辺で。
明日は「英語はスポーツ」についてお話ししたいと思います。
この英語=スポーツ論は英語の本質を非常によく説明しており
初めて聞いたときは「なるほど!」と思いました。
ぜひあなたにも知ってほしいです。
ではまた明日!
今回も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
ネイティブ英語環境 奥村美里
http://www.nativeenglish-env.com/
このブログを、よりたくさんの人に見ていただきたいと思っています。
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