The Best of “I AM GILLE ." | edihの昭和音楽よもやま話

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大変ご無沙汰しております。

今日ご紹介するのは、YouTubeから生まれた
覆面カヴァーアーティストとして話題騒然だった

"GILLE"

2012年にデビュー以来、4枚の色とりどりな英語でのカバーアルバム「I AM GILLE」をリリース、明日の6月10日には4枚のアルバムから選りすぐった選曲の
「The Best of “I AM GILLE ."」が発売される。

 

The Best of “I AM GILLE.”~Amazing J-POP Covers~.
¥3,300 Amazon.co.jp


オリジナル曲がかすんでしまうほど上手すぎるカヴァーシンガーの雄"クリス・ハート"氏は元歌に忠実なアレンジで歌うのに対して"GILLE"はオリジナル曲を英語でよりビートなサウンドで歌い上げるといったJ-POPをよりカッコよくアレンジを志していた私にとって理想的なカバーシンガーのひとりである。
AKE48の「フライングゲット」の"GILLE"Verを聴いた時はもう痺れた。

 

まずは、こんなスタイルなのだ!

 

 

 


このベストアルバム1枚で彼女のカヴァースタイルを堪能できる素敵な選曲となっている。

その彼女を凄い!と思ったのはTV「迷曲歌謡ショー」に出演。
な、なんと元祖熟女タレントの"五月みどり"さんの珍曲「熟女B」をカバーしたのには驚いた。
この曲は中森明菜さんの「少女A」のヒットに便乗発売のシングルで当時は多少の話題となった曲だ。
< 曲自体はまあ普通ってところだが、"GILLE"が歌うとなると「Lady B」としてスパニッシュなスタイルに生まれ変わる。

 

単なる歌謡曲で片付けられる1曲が、アレンジ一つでこんなにもいかしたサウンドになるなんて・・・。勿論"GILLE"の歌唱力、センスがあってこそなのだが。

これからも期待が持てる"GILLE"。
こんな遊び感じでもっと埋もれた名曲、珍曲もカバーして欲しいなぁ!

(文中敬称略)