サンゴ礁の娘 | edihの昭和音楽よもやま話

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60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。

甘いマスクと歌声はGS時代に人気であった"マモル・マヌー"さん。69年に「ゴールデン・カップス」を脱退、ソロデビュー。

71年7月発売の「サンゴ礁の娘
マモル
(作詞:阿久悠 作、編曲:筒美京平)

どこか哀愁の漂うマイナーなサウンド、サビの部分ではメジャーに展開するといった楽曲、私は"尾崎紀世彦"さんのアルバムで初めて耳にした曲だった。

尾崎

筒美作品のなかでは、私にとっては好きな楽曲の一つである。"郷ひろみ"さんも75年にアルバム「ひろみの部屋」に収録していた。
サンゴ礁の娘(郷ひろみ)

なかなかメジャーになれなかった名曲、同じ75年に"城みちる"さんが、「沖縄国際海洋博覧会」の世界海洋青少年大会にこの曲で参加。シングル盤としてカバーしていた。

サンゴ礁の娘(城みちる)
城

名曲は必ずしも日の目を見ないことがあるが、筒美作品はシングル、アルバムで多くの歌手がリメイクし、歌い継がれているのである。
(文中一部敬称略)