終末のフール | パンタロン

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久しぶりに伊坂幸太郎さんです(*^^*)

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
そう予告されてから五年が過ぎた頃。
当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。
仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。
彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。
家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。
はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?
今日を生きることの意味を知る物語。


出た!仙台!
伊坂さんと言えば仙台。
それとタイトル忘れたけど、退屈なフランス映画(^w^)

私は生きてることに意味なんてないと思ってるので、まあ、生きてる間は健康で楽しかったらいいかなって感じです。
意味がないとは思ってるけど、だからと言って絶望してるわけでも死にたいわけでもないですよ(^^;)

解説にも書いてあったけど、
なにも大仰に、「人生、いかに生きるか」などという難しいことを問いかけなくても、普通にしていれば日々はすぎていく。生はそこにある。むしろ、下手に正面から向き合って取り組もうとすると、悩んだあげく、答えが見つからずに自殺する、なんて洒落にもならないことをしでかすかもしれない。
そして…
「だからといって、ただ何も考えずに漫然としていていいのだろうか。このままでは同じことの繰り返しで一生が終わってしまう。」

そうなんだよねー。
こんな事態になっちゃったら、さすがにちょっとは考えるだろうなあ。
はちは楽しみそうだけど(;-ω-)

実際、惑星が衝突ってのはないにしても、何かが起こった場合、食料と水の確保が大事ですよね。
ウチはわりと何でも買い置きする方なので1ヵ月ほどなら何とかなるかな。
念のため、もう少し増やすか。(笑)
カセットボンベも箱買いしてるから、電気やガスが止まってもカセットコンロでしのげるし。
でも物語の中では、そういうのが分かると襲われて奪われちゃうんだよー。
やっぱ床下に隠さなきゃだね。
しかし、わりと安全な日本でこの状態だとしたら、他の国はすでに壊滅してるだろうな。

「地球規模で壊滅しますよ~」って話しだけど、暗い雰囲気はなかったです。
未来がないわりに前向き?かな。
伊坂さんらしい終わり方で私は好きでした(*^^*)