投票率は40.22%。前回は41.71%で、今回は1.49%下がったものの、私が思っていたほどには投票率は下がらなかった。震災の影響で外出を手控えた結果、投票日当日に投票所へと足を運ばせたのかもしれない。
政治的な盛り上がりに欠けた今回の選挙は、大方の予想通り、現職議員が強みを発揮し、組織票を持たない若手新人候補は落選の憂き目にあった。
当選した議員の中で特に注目すべきは、「いながきじゅん子」氏だろう。無所属ながら、2852票を集め、当選順位は2位だ。前回の選挙で初当選し、その時の当選順位は37位、得票数は1753票だったので、今回の選挙で1100票ほど票を伸ばしたことになる。
選挙直前の22日に、私が買い物で中野サンモールへ行った際に、一人で街頭に立ち、選挙活動をしているのを見かけた。本人がブログ等の中で選挙事務所をもたず、選挙スタッフもなし、と言っていたので、一人で選挙活動をしたのだろう。選挙ポスターもなんと前回と同じものを使いまわしており、お金をかけない選挙を実践していた。そいった選挙活動にどれだけの効果があったのかは分からない。
中野区のように政治的立場の明確でない若者が多数住む地域の場合、浮動票の動向が気になるところだが、結果として彼女はその浮動票をうまく取り込むことに成功したようだ。
選挙というものは、蓋を開けてみないと分からないものだ。

