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Machの日記

365度回転の人生を生きる

宇都宮の実家に帰省した際に、隣の鹿沼市にある川上澄生美術館へ行ってきました。

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川上澄生と聞いても、ご存じない方も多いかもしれません。

宇都宮で英語の教師をやりながら、木版画の製作を続けた版画作家さんです。

地元で活躍された方にもかかわらず、その作品をじっくりと鑑賞したことがありませんでした。

もっとも、私が通っていた高校の先生であったこともあり、また校内には川上澄生さんの代表作である「初夏の風」のレリーフがありましたから、名前はよく知っていました。

毎年5月だけは、代表作である「初夏の風」の特別展示がされるということで、上記美術館へ足を運んだわけです。

「初夏の風」は、あの棟方志巧がこれを見て版画家へ転向したと言われる作品です。

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「われは かぜとなりたや あのひとの
  うしろよりふき あのひとの まへにはだかる はつなつの
                      かぜとなりたや」


初恋の詩なんですね。
栃木県宇都宮の実家に10日ばかり帰省していました。
実家の屋根は瓦葺なのですが、今回の地震で瓦がいくつか落ちてしまい、ブルーシートがかけられた状態のままでした。修理を依頼はしているのですが、資材不足の影響で実際の工事に取り掛かるのはもうしばらく時間がかかるそうです。

4月29日から5月5日まで益子で春の陶器市があり、5月3日に益子へ行ってきました。震災の被害があったにもかかわらず、人出は多く、市には活気があり、ほっとしました。

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もう大作家さんになってしまった島田恭子さんの個展も開かれていたので、ちょっと覗いてきましたが、16年ほど前に初めて出会った頃の作品とは比べることができないくらい、作品が洗練されていました。桜をモチーフとした作品作りは昔のままですが、昔の作品は、今の繊細な感じとは異なり、もっと大胆な絵柄であった感じがします。島田さんの作風と似た感じの他の作家さんの作品も多く見かけられ、その影響力の強さが分かります。

私が個人的には今一番のお気に入りの千田義昭さんの作品も共販センター内のショップに展示されており、多くの作品がある中でも独特の個性を放っていました。数種類の粘土を使って美しい模様を表現する手法は手間はかかりそうですが、独特の美しさがあります。

千田義昭 作品一覧

ブッシュ元大統領:(北京五輪開催式にて、テレビカメラを意識しながら、作り笑いを崩さずに)「グルジアから撤退しないとロシアは孤立することになる」

ブッシュ元大統領:「サーカシビリ(グルジア大統領)は熱血漢だと言っただろう」

プーチン首相:「私だって、熱血漢だ」

ブッシュ元大統領:「いや、ウラジミール、あんたは冷血漢だ」

プーチン首相:「・・・・・・・・・」


ロシアのグルジア進行に対しての北京五輪開催式席上でのブッシュ元大統領とプーチン首相のやり取りです。今日の日経新聞朝刊の「私の履歴書」からの引用しました。


上記の会話の後、ブッシュ元大統領は自分の退任を告げる電話を除き、プーチンとは一切話をしていないそうです。


このようなライバル同士のやり取りというのは面白いですね。

ロングテール』に引き続き、クリス・アンダーソン著の『FREE <無料>からお金を生み出す新戦略』をようやく読み終えました。

ボリュームがあったので一気に読むことができませんでした。
読み始めたときの印象が薄れてしまい少々残念な気がします。

この手の本は一気に読むに限ります。
様々な事例が載っているので、そういった事例の相互比較を通して様々なアイデアを思い描くためには、前の事例の印象が薄れないうちにどんどん読み進めてゆくのがベストです。

この本を読めば、フリーを戦略として取り入れたとしても、実際に、フリーをお金に変えるビジネスモデルを生み出すことはそうそう簡単なことではないことが分かります。
グーグルはフリーで成功したケースの代表例だが、ほかの事業者の場合はどこまで敷衍できるのか?
顧客を取り込めたとしても、収益的に苦戦している例は数多い。

もっとも、集客がなければビジネスそのものが成り立たなくなるので、集客を図る戦略としてのフリーの価値は薄れることはない。

集客により自分の価値を高めた後に、どうやってお金を生み出してゆくのか、そこにビジネスとして成功できるかどうかの鍵がある。


どんなにフリー化されたとしても、希少性が残る分野とは何だろうか?


フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン

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今日は、ソニーで22年間勤務した後、グーグル日本法人の社長に就任し、現在、アレックス株式会社の代表をされている辻野晃一郎さんの著書『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』を読みました。

辻野さんはソニー時代にVAIOやスゴ録など数々のヒット商品を生み出してきた実績をもつ人物で、その彼がグーグルという時代をリードする企業を内側から見て、その凄さを語っており、社会をリードして行く企業のマインドのあり方について大変参考になりました。

著書の中でグーグルが見つけた「10の事実」につき、著者本人が実感をこめて補足しています。これを読めば、グーグルのもつユニークさと同時に、世界企業としてのマインドが感じ取れます。

「10の事実」の日本語訳は次のようなものです。

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
2.ひとつのことをとことんきわめてうまくやるのが一番
3.遅いより早いほうがいい
4.ウェブでも民主主義は機能する
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる
7.外にはいつも情報がもっとある
8.情報のニーズはすべての国境を越える
9.スーツがなくても真剣に仕事ができる
10.すばらしい、では足りない


上記の10の事実の中で、組織論として興味を惹かれるのは、4の事実です。多数決に基づいた公平性を意思決定のベースとし、人為的な操作を排除するルールを徹底させる姿勢です。

公平で明確なルールがあっても、組織は時とともに腐ってゆくものです。組織の陳腐化を防ぐためには、優秀な人材の流入が必要となります。グーグルでは、社員の業績評価の対象の一つに、優秀な人材の採用活動への貢献度合いが加味される仕組みになっているそうです。

シリコンバレーの格言には「Aクラスの人はAクラスの人と仕事をしたがる。Bクラスの人はCクラスの人と仕事をしたがる」というものがあるそうで、優秀な人は自分以上に優秀な人からの学びや切磋琢磨を重視する傾向があることを表現しています。

保守的傾向が強く、人の足を引っ張ることが常の日本企業にとっては、耳の痛い話です。

最後のほうで、グーグルで働いている人たちの表情が明るいのはなぜか、について著者は語っています。

グーグルでは会社全体が、インターネットやクラウド・コンピューティングの未来について揺ぎ無い自信を持っており、そこに迷いがない。時代を創っていることに対する自負心があるから、自分の才能を惜しげもなく投入する。「新しい時代を創っている」と思うと、自ずと仕事が楽しくなる。


人を損得抜きにして熱中させ夢中にさせる企業風土というのは、外見だけを真似てみてもなかなか醸成されるものではありません。そんな会社を規模の大小を問わず、創り上げてゆきたいものです。

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた/辻野晃一郎

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