5月に日朝交渉がモンゴルで開かれていたという情報があります。
成果については何も報道されていませんから、多分合意内容はなかったのでしょう。
その頃でしたか、岸田総理のことを閣下とか言っていました。
実現するかどうかは分かりませんが再度日朝間の交渉があるようです。
拉致被害者の人たちが高齢になり、被害者の帰還がないと親御さんは再び逢うことができないという事態になります。
ですから、日朝交渉の最後の機会になるかもしれません。
だからといって交渉の最後ではなく、日本国としてはこれからもずっと諦めはしません。
ですが、矢張り親御さんの気持ちを考えると最後の機会で解決して欲しいと願います。
拉致事件については過去いろいろな日本側の失敗がありました。
警察は行方不明事件は北による拉致ではないかと疑っていたのに
政府、特に自民党の中でそんなことはないだろうとの意見が優勢で警察の捜査を消極的にしたと言われます。
当時北の出身である政治家がかなりの力を持っていましたから、自民党がそれに抵抗できなかったということもあったでしょう。
また、北の政府だけで拉致はできなかったはずです。
日本内に拉致に協力した勢力があったと思います。
拉致事件の経緯を考えたら、多々失敗があったのは事実でしょう。
時間が限界に来ていますから、人道支援では政府も被害者団体も合意していますから、次の会談開催に期待します。