先日、日本の食料自給率が低いとの報道がありました。
かなり前から自給率が低いことは言われます。
現在、小麦、大豆、トウモロコシなどは殆ど輸入で、小麦は米国、豪州、大豆はブラジルだろうと思います。
美味しいうどんは豪州産の小麦を使っていると思います。
理想論では食料は自国で作るのが良いでしょうが、日本は車とか電気製品を輸出しますから、相手からも何か輸入することになります。
一方的に儲けをする訳にもいきません。
重要なのは中国のように独裁国で、約束が付けにくい国とはなるべく輸入を少なくして置く必要があります。
日本の自給率を考える時、米については100%自国で作る必要があると思います。
日本人は外国の米では満足しません。
幸いなことに、米については現在でも生産調整をかけていますし、スーパーに売られている米もそう高額とは言えないと思います。
日本人は昔から米を食べる習慣がありました。
米にはたんぱく質が比較的多く含まれていて栄養価は高いし、地理的に海に囲まれていますから、海産物からの栄養も取りやすいですから、たんぱく質やミネラルも摂れます。
食料に関しては、米を確保して、小麦など日本で生産しにくい物を外国から安定的に輸入できる体制を維持することが大切でしょう。
それが成立していれば、自給率についてあまり心配することはないと思います。