こんにちは! 栃木県 那須塩原市、那須町、大田原市 を中心として 自然素材を使った本当に暖かい、高断熱高気密で耐震等級3の注文住宅を建てている那須林産工業です。
また今年もこの憂鬱な季節がやってきましたね、、毎日、目がしょぼしょぼしている私です。
最近、夫も子供も、くしゃみや涙目になっているので、昨日急いで空気清浄機をポチりました。
さて、本日は、高気密住宅においては、花粉症の症状が軽減できる可能性がある・・・ということをざっとご説明したいと思います。
但し、個々の症状やお家の予防・対策による部分も多いので、詳細はこちらをご確認ください↓
C値が良いほどきれいな計画換気が実現できる
さて、もうこのブログには何度も登場しているこのグラフ。
結構ショッキングな内容です。
高気密の一つの目安とされる、C値1でも50%の計画換気量しか確保できないことが示されています。
つまり、どんなに高価で高性能と言われる換気システムを入れようとも、気密性を高めないと、その機能は発揮できないのです。
通常、ほとんどの新築住宅は2時間に1回、居室の空気が入れ替わるよう、何等かの機械換気システムを導入しています。
この場合は、外気からフィルタ-を通して空気が入ってくるので、ここを通過した空気はある程度花粉の室内への流入を抑制できてます。
しかし、C値が1を超えている場合は、このフィルターを通さない空気が50%以上入ってきてしまうので、花粉シーズンは、かなりの花粉が家の隙間から入ってくることとなります。
ですので、住まいにきれいな空気環境を求める方は、高い気密施工を行ってくれる住宅会社を探すことが一番の近道となります。
ちなみに弊社のUA値、C値実績はこちらとなります↓↓
弊社では、現在目標C値0.1~0.3を掲げています。
24時間換気システムも必ずお手入れするべき
弊社は、標準仕様として、24時間換気システムに、日本住環境のピアラ24を使用しています。
浴室も全室同時に換気可能な、メンテナンス性に優れた第三種換気システムです。
壁掛け型なので、手間がかかるフィルター清掃も簡単です。浴室換気に対応しているため、個別に局所換気を設ける必要がなくなるのでコストを抑えられます。
DCモーターで、消費電力量は2.8~60Wなので、非常に省エネルギーです。
動画が分かりやすいので、よろしかったらご覧ください!
さて、元々お手入れしやすく作られている換気システムですが、ぜひ、花粉シーズン前、花粉シーズン後は、給気口にあるフィルターのお手入れを行ってください。
ピアラの場合は、こんなお手入れ方法となります。
標準フィルターでも、花粉軽減、捕集効率は82.2%となります。
ですが、より高い性能を求める方には、HGフィルタ-というPM2.5に対応したフィルターもあります。
捕集効率は97%です。
その他住まい方のコツ
住まいの高気密化に加えて、住まい方やお掃除方法に気を付けることもとても大切です。
基本的には、花粉を屋内に極力入れないような暮らしを心がけることです。よろしければご参照くださいね☆
1. 窓を開けない、洗濯ものの外干しはしない
→ もうこれは当たり前ですね。24時間換気システムを導入していない家の場合は、トイレやお風呂、キッチンの換気扇をずっと回すことで換気しましょう。
2. 拭き掃除を基本とした室内の清掃をこまめに行う
→ いきなり掃除機をかけ、花粉をまきあげ散らしてしまうよりは、一度フローリングシートなどに付着させ、除去した方が良いそうです。家具や天井なども、拭き掃除をしましょう。
3. 玄関外で衣服や髪についた花粉を払う
→ 花粉を屋内に侵入させないためにもとても重要です。玄関横にクローゼットを作って脱いだ上着を収納させる場所を作ったり、空気清浄機を玄関に置くのも効果的だそうです
お医者さんが建てた健康住宅の参考動画↓
気密以外でも断熱グレードも健康に影響するという話↓↓
弊社の家づくりを行っている建築士はこちら↓↓