こんにちは! 栃木県那須塩原市にて自然素材を使った本当にあたたかい家を建てている那須林産工業です。
先日の板張り天井の記事、たくさんの方にお読みいただきありがとうございました!⇒★
本日も引き続き天井の仕上げ方に関して・・・ご紹介させていただきます♪
板張り天井は、ちょっとコストが・・・
という方にはこちらをご紹介です♪
それは・・・梁見せ天井です。
天井の高さを少し上げて・・・わざと梁を見せたり、つけ梁として構造と関係ない木材を天井につけたりして梁を見せます。すると、天井にアクセントが生まれ、異なる雰囲気となったり、ナチュラル感や高級感、ワイルド感が増したりします
それでは、おなじみの、、過去の弊社の施工例から実例でご紹介させていただきます☆
おなじみ2011年竣工の那須塩原のFPの家。
このお家は、構造材の梁とつけ梁とをミックスさせています。
梁を井桁風に交差させているのが特徴的ですね!
こちらは、2018年竣工のさくら市のFPの家。
均等に入った梁。ただし、天井高は2400です。
構造体としての梁ではなく、あくまで化粧梁として付けたものです。
色も統一され端正なリビング・ダイニング。
シンプルな住まいが好きとおっしゃったお施主さまがなぜ梁をこうされたかったのか、この完成写真を見ると分かる気がします。
こちらは、2012年竣工の那須塩原のお家。
こちらはナチュラルな木のままの色に統一されたお住まいです。
こちらの梁も均等に、しかし着色はせずに、そのままの色で配しました。
モダンでシンプルでナチュラルな雰囲気、とても素敵ですね
こちらのお家は天井を上げて、構造体を出しています。
設計当初よりご要望があったので、同じ高さの梁で構造体を組むことができましたよ!
こちらは、2016年竣工の那須塩原のFPの家。
古材というほどの古さではないのですが、弊社の在庫にあった古い材をつけ梁とさせていただきました。
ピカピカな雰囲気のお家ではなく、ナチュラルで「過ごす年月とともに味わいが深まるお家を」とご要望だったので、このお家の雰囲気に古い材の梁がとても似合っていますね。
さて、最後にこの見せ梁のメリット・デメリットを思いつく限りご紹介いたします(デメリットはあまり思いつきませんでした・・・)!
【メリット】
1.コスト的にはそれほどの負担とならずに天井や室内の雰囲気を変えることができる、
2.構造体ではなく付け梁であれば、色々なアレンジが可能、
3.木なので、容易にピンや金具をつけて、何かを下げたり、飾ったりすることができる
(下の写真を参照。ただし、ハンモックが下がった写真の梁は構造体としての梁であり、荷重を構造計算した上で取付可能かどうか検討しています)
【デメリット】
1.照明は、梁を避けてつけなければならない(化粧梁なら梁に取付ることもOK)
2.掃除が少し面倒くさい・・・(天井に掃除機をかける方からご指摘いただきました)
3.天井とクロスとの取り合いが年月が経つと開いてくる(主にクロスの場合です。どうしても木は冬場収縮するので、クロスとの隙間が目立つようになるそうです)
※ ハンモックの取り付けには注意が必要です。
特に天井に一点付けの吊りハンモックの場合はご注意くださいね!
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