4月から、大田区のお風呂屋さんなどの混浴年齢が、10歳から7歳に引き下げられるのはご存じでしょうか。 

 

 

 子どもの発育発達と公衆浴場における混浴年齢に関する研究」やパブリックコメントの結果などをもとに、
 

厚生労働省が出した通知をうけて、

大田区が条例改正を行いました。

 


こどもの成長が早まるなどして、多くの意見が混浴年齢の引き下げを求める一方、

 

銭湯やスーパー銭湯など、保護者と別々に入浴施設に入ることでの安全面を心配する声もあります。

 

 

地方自治研究機構の調査によれば、

 

公衆浴場の混浴年齢を定める条例 (rilg.or.jp)

混浴を制限する年齢は、条例で定めている自治体が多く、

 

同一都道府県内においては、都道府県と関係市は、混浴制限年齢に関して同じにしているそうです。 

 

23区は全て、7歳に引き下げました。

 


制限の年齢は、7歳〜12歳まで自治体により様々ですが、

 

今回、混浴制限年齢を引き下げる自治体が少なくありません。



 性暴力との関係から必要だとする意見もあり、私は、賛成したのですが、
 

その後、都が痴漢防止のために女性専用車両拡大を検討する方針だと聞き、

理由は違いますが、男女をわける動きがほかにもあることを知りました。 

 

痴漢防止は大切ですが、混雑を解消し乗車率を低くするなど、対策を講じたうえでないと男女別車両になってしまうかもしれません。
 

 

混浴年齢も、女性専用車両も、どこまで、どう対応していくのか、ともすれば、分断に陥りそうで、簡単な問題では無いと思いました。