熊野本宮大社へ参拝した後、大好きな湯の峰温泉に到着。
 この日の目的地は、湯の峰温泉公衆浴場の隣の伊せやさん。

 いつもブログを拝見しているメイさんと、ちょうど1年前に、偶然、お宿で一緒になって、お話できた時に教えていただき、行きたい行きたいと思いつつ、ようやく実現しました。
 ありがとうございます。


 こちら、もともとの建物自体は古いかもしれないですが、リニューアルされているみたいで、きれいな外観、内装です。
 安永元年って、江戸時代ですね。老舗です。


 日帰り入浴600円ですが、純温泉協会の会員証の提示で100円引きになりました。ありがとうございます。
 チェックインは4時。日帰り入浴は11時から15時です。この日の到着が14時半。これが良いタイミングでした。


 素泊まりがお得ですね。もちろん旧館のBで十分です。


 ご主人に日帰り入浴の料金をお支払いする際に、一生懸命にお願いしました。
 自分がいかに温泉が好きであるかということをしっかりお伝えし、
 「もし、今、空いていて、可能であれば、姫乃湯(通常女湯)に入らせて欲しいんです。」
 湯の花たっぷりのお湯に入りたいんです。

 熊野本宮大社へ参拝したご利益か、誠心誠意のお願いがご主人に通じたのか、「今、空いていますからどうぞ」とおっしゃっていただけました。
 湯の花たっぷりの姫乃湯は通常女湯であることが多く、男女入れ替えは、全くしないわけではないですが、頻度的にはあまりしないとのことなので、ラッキーです。ありがとうございます。


温泉についての説明も聞きました。83℃と高温の源泉ですが、源泉の通り道に水をかけて、加水なしで温度を下げているとのこと。
 加水·加温·循環ろ過·消毒一切なしの完全かけ流し。ご主人によると、隣の公衆浴場は塩素を使用しているらしいです。
また、この源泉は、他の施設では使用されておらず、「伊せや」さんのみで使われている源泉とのこと。
 嬉しい情報をたくさんいただきました。ありがとうございます。
 純温泉協会の会員証、初めて使いました。


 男湯は、神経痛に効くという別源泉で、こちらの効能も素晴らしいとので、ヘルニアが完治したエピソードを伺いました。
 50代になり、肩こりと首こりに悩まされていて、効きめとか、気になるお年頃です。温泉に行くと楽になります。

 館内は、めちゃくちゃきれいです。


 奥にある女湯の札のある浴場が憧れの姫乃湯です。
 男湯、どこにあったんやろ?見落としました。


 こういう照明も、外国人が喜ぶかもしれないですね。私も喜びます。


 毎分180リットル!飲めるのも嬉しいです。


 日帰り入浴終了30分前にクローズアタック、大成功です。カゴのみの脱衣室もきれいです。


 ドライヤーもあり、洗面台も3つ。素泊まり5100円のお宿とは思えないしっかり充実した設備、広さがあります。老舗ですね。


 ここからデジカメ画像がまじります。内湯は、ご主人が湯もみ棒でしっかりかき混ぜてくださって、奥側に大量の湯の花が舞っています。デジカメなのでくっきり写ってます。


 リンスインシャンプーではなく、ちゃんとシャンプーとリンス、ボディーソープの3本立てです。
 私はオッサンなのでリンスはしませんが、3本立てのところには高級感を感じます。木の桶、木のイスは大好きです。


 浴槽の縁から床に、オーバーフローする源泉成分が作る模様があり、ざらつく感じがとても嬉しくなりますね。


 反対側からの写真です。湯口の湯の花が強烈です。コップがあるのも、素晴らしい温泉の証です。
 手前側に、間欠的にブクブクのジャグジーが出るのは、お湯をかき混ぜるためらしいです。


 素晴らしい源泉、もちろん飲みますよ。ほんのりしたタマゴ味の美味しい源泉です。おかゆとかスープにしたら美味しいでしょうね。


 湯口から垂れ下がるデロデロの湯の花は、湯葉みたいです。ちなみに触ると激アツです。


 浴槽内を歩くと、底に沈んでいた湯の花が盛大に舞い上がり、私のテンションも舞い上がります(笑)


 内風呂は43、5度。ピリピリするくらいですが、このくらいはなんとか入れるよう、自分自身を叱咤激励します。そう、寒い季節なので、体感温度が熱いですが、だんだん慣れてきました。ツルツル感があって、硫黄の香りがして、素晴らしいお湯です。
 
 奥の露天風呂へ。
 こちらも温泉が飲めるようにコップが置いてあり、そこから熱い湯が流れ込んでいます。
  もちろん、湯の花もたっぷりです。


 こちらは、外気温が低いからぬるくなるのか、41度で、半身浴したらいつまでも入っていられそうな温度でした。
 休憩用のイスがあるので、宿泊したら長時間いられそうですね。
 あっ、普段はほぼ女湯らしいですね。女性が羨ましいです。
 

 濁りはなくほぼ無色透明。屋根のある露天風呂は、天候を気にせずに入れるのも嬉しいです。

 のんびりしていたら、すぐ時間が経つので、もう一度、内湯に戻り、沈殿した湯の花を寄せ集めてかき混ぜて、舞い上がらせて写真撮影。


 丸亀製麺の玉子あんかけうどんうどんといえば大げさですけど、タマゴスープみたいです。

 こんなにたっぷり湯の花が舞いまくる温泉は初めてです。

 伊せやさん、ものすごく良かったです。
 メイさん、教えていただき、ありがとうございます。
 素泊まりして、お隣の食堂で夕食も良いなあと思い、いちおう、メニューを確認しました。


 湯の峰温泉公衆浴場、食堂、伊せやさんと並んでいます。


 20時半まで営業、月曜日休み。うんうん覚えておきます。


 めはり寿司としらす丼に和歌山らしさを感じます。お値段的にもお手頃ですし、これは良さそうですね。


 ご主人いわく、熊野本宮大社の近くにあるお寿司屋さんも夕食時間に開いていてオススメらしいです。
 月曜日でも大丈夫そうですね。
 いつか、泊まりたいです。