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IOCの会見中に中止を求める男性が乱入して、映像が途中で終了するという事件が起きました。
日本では緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置の対象地域が広がったにもかかわらず、首相が「(オリンピックを)やるよ」と言ったらしいです。
だから「やりたいんだったら具体案を示せ」と、誰もが言いたいんだと思います。
オリンピックを開催したらコロナがなくなるとでも思っているのでしょうか。
それとも「最後には神風が吹いて、コロナを吹き飛ばしてくれるからオリンピックも開催できる」とでも言いたいのでしょうか。
ผู้คนทั่วทุกมุมโลกเห็นด้วยกับการยกเลิกการแข่งขันกีฬาโอลิมปิก
يوافق الناس في جميع أنحاء العالم على إلغاء الألعاب الأولمبية.
Les gens du monde entier consentent à l'annulation des Jeux olympiques.
昨日は「反対する」だったので、今日は「賛成する」「同意する」と「中止(する)」という表現です。
主語を「世界中の人々」にしたのですが、この解説はまた後日にします。
オリンピック・パラリンピックとすると長くなるので、今回もオリンピックのみにしています。
タイ語の賛成するは「เห็นด้วย」です。
「เห็นด้วย」は「เห็น」と「ด้วย」に分けられます。
「เห็น」は「見える」です。
「ด้วย」は「一緒に」(英語の「together」)や「~もまた」(英語の「also」)の意味があります。
直訳すると「一緒に見える」、そこから「賛成する」「同意する」という意味になっていったのでしょう。
前置詞の「กับ」(英語の「with」とほぼ同じ意味)がある文とない文があります。
辞書や辞書サイトで確認すると、前置詞がある文とない文が出てくるのはタイ語ではよくあることなのですが、詳しいニュアンスまではわかりません。
中止は「การยกเลิก」、中止するという動詞の「ยกเลิก」に名詞化する「การ」がついた形です。
アラビア語の賛成するは「وافق」(辞書に載っている形)です。
「ふさわしい」「適切である」という単語から派生した語です。
後ろに前置詞の「على」(英語の「on」「upon」「over」など)を置きます。
中止は「إلغاء」、動詞は「ألغى」(辞書に載っている形)です。
フランス語の賛成するは「consentir」(不定形=英語の原形)です。
前置詞の「à」(英語の「to」「at」「in」などの意味)を後ろに置きます。
「à」の後ろは名詞でも動詞でも可能なのですが、他の言語が名詞を置くので、例文では他の言語に合わせて名詞を持ってきました。
中止は「annulation」、動詞は「annuler」(不定形=英語の原形)です。
各言語とも「中止(する)」は「取り下げる」の意味がメインの単語になります。
下記ブログでも書いています。
関東地方でオリンピック選手の病床要請を拒否する県が現れ始めました。
オリンピックの見直しを訴える団体も出始めています。
また緊急事態宣言が拡大されたことにより、運動会が中止になって泣き出す子供も出たそうです。
子供には無理矢理中止させ、大人には誰もやりたがらない運動会を強制する。
開催するのであれば、こんな最悪な事態で開催するのではなく「オリンピック・パラリンピック良かったね」と言ってもらえるような時期に開催してほしいです。
People all over the world agree to the cancellation of the Olympic Games.