前回のブログで、外国語を勉強するときはカタカナで覚えないほうがいいということを書きました。

後から投稿したほうが前に掲載されるので、前回のブログを読んでから、この記事を読んでください。

https://ameblo.jp/nasopharynx/entry-12540818557.html

ではどうやって発音を覚えればいいかというと、大抵の語学参考書や辞書には発音の説明だったり、発音記号が載っています。

今から遠い昔、まだ高校生だった頃、英語の発音やアクセントを聞いてくる試験がありました。

大の苦手でした。

あのとき苦しめられたものを、まさか勉強するようになるとは、夢にも思いませんでした。

 

IPA(International Phonetic Alphabet)という、国際的な発音記号があります。

大抵はラテン文字、いわゆるアルファベットが使われています。

中にはギリシャ文字だったり、アルファベットの文字がひっくり返っているものもあります。

jはジャ行の音を表す記号かなと思うかもしれませんが、ヤ行の音を表す記号だったり、若干思っている音と違うものがあります。

また大文字と小文字で発音が違うものもあります。

しかしながら現在地球上で話されているほとんどの言語の発音を網羅しているので、覚えておいて損はありません。

全部覚えるのではなく、自分が勉強したい言語の発音記号を覚えればいいわけです。

 

こういうことを書くと一部から「あいつはIPA信者だ」と言われます。

IPAは絶対だとは思っていませんが、便利だとは思っています。

 

フランス語は一部方言を除き、IPAに対応しているので、IPAを覚えればきれいに発音できます。

アラビア語は日本語と同様にローマ字で表すことができるので、IPAを覚えるよりもローマ字転写で発音を覚えるほうが楽かなと思います。

タイ語はHaas式というIPAをよりローマ字で対応できるようにした発音記号があるので、ほとんどのタイ語の教科書や辞書でも使われていているため、通常はこれで発音を覚えていきます。

 

せっかく外国語を勉強するなら、普段日本語では使わない場所を使って、日本語にはない音も楽しみましょう。