僕は今、かなり動揺しています。
「この投資信託があれば、
個別の米国株に投資する必要は無いんじゃないか?」
そんな投資信託を見つけてしまいました。
「グローバル3倍3分法ファンド」
債券を中心としながら3倍のレバレッジをかけているファンドです。
そもそも、株式は債券に対して3%のリスクプレミアムを持っています。
この3%の違いが、複利で運用した場合、リターンに圧倒的な差をつけるのです。
ですが、債権に3倍のレバレッジをかけたらどうなるか?
現在、10年ものの米国債の利回りは2.68%ですが、
これに3倍のレバレッジをかけると8.04%になります。
従って、利回りは5.36%増加することになり、
株式のリスクプレミアムである3%を軽く超えます。
つまり、利回りに関する限り、
株式を選択する理由が無くなる訳です。
また、当然ながらレバレッジをかける場合、
リターンと同時にリスクも増加するのですが、
債券、株式、REITに分散投資するためリスクは低減します。
株式やREITについても同様にレバレッジをかけるので、
リターンはさらに倍増し、リスクは減ります。
また、SBIやマネックスでインターネットで購入する場合は購入手数料無料。
年間費用は年率0.5%前後です。
年率0.5%は、投資信託としては高くはありませんが、
ETFなどと比べるとかなり高い。
ただ、期待されるリターンを考えるとペイすると考えています。
2018年10月に開始された投資信託ですが、
10月からの運用実績を市場の動きを考慮して見た場合、
かなり良いパフォーマンスであると言わざるを得ません。
因みに、あるバックテストの結果はこんな感じです。
黒い部分が今回の投資信託のポリシーを過去に適用した実績です。
年率換算リターンが16.9%ですが、
飽くまでも過去のデータを使ったバックテストに過ぎないので
鵜呑みにはしないでください。
また、1年決算と隔月分配型がありますが、
長期投資の場合は複利の効果を得るために分配金は再投資一択になります。
そのため、必ず1年決算を選択してください。
隔月の分配金を再投資した場合、分配される度に税金が取られるので、
無茶苦茶非効率になってしまいます。
現在、長期投資用の米国株からの乗り換えを
真剣に検討中です。
▼グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
https://www.nikkoam.com/products/detail/944432/basic/
投資は自己責任。
リスク管理を徹底して投資を楽しみましょう。
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これ以降は、当記事の関連書籍の紹介です。
ピンと来るものがあればどうぞ!
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▼株式投資の優位性
債券や金などに対して、株式投資が以下に有利であるかを論証した名著。
長期投資家のバイブル。
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