今月末の長期投資購入銘柄【SEハラピー米国株投資日記】 | 学びの冒険者 原口直敏Side←L "The Logical Brain Monster"

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月末恒例の長期投資追加購入銘柄の選定です。

上の画像は独自分析による株価に対する収益率予測です。

9銘柄のポートフォリオなのですが、ジョンソン&ジョンソン(JNJ:NYSE)と

マコーミック(MKC:NYSE)は新たにポートフォリオに追加した銘柄なので、

ポジションサイズはゼロです。

 

毎月末の追加購入で必ずチェックするのは株式の益利回りなのですが、

この数値の算出で少しばかり調整を入れているので、

一般的な数値とは多少異なります。

 

この数値で判断すると圧倒的にお買い得なのはアップルなのですが、

アップルは既にポートフォリオ内の比率が大きくなっているので今回はパスします。

 

ちなみに、現時点でスマートフォンのシェアが云々とか

アップルの売り上げがどうたらと言う意見もありますが。

まず、iPhoneのブランド力は今でも他社を圧倒しています。

台数ベースではトップではないの、売り上げベースでは圧倒的にトップシェア。

つまり、単価がメチャクチャ高い。

日本ではあまり顕著ではありませんが、他国ではiPhoneは高額商品、

他社のスマートフォンは庶民が使う廉価版との位置づけです。

それが、売り上げベースと台数ベースの数値の差になって表れているわけです。

 

高くても買われるのがブランドの力で、

シェアの大きさ=ブランドと言う単純な構図ではありません。

 

スターバックスも同様にポートフォリオ内の比率が高いのでパスです。

 

スターバックスも去年の夏あたりに店舗を減らす云々で

下がった時に買ったものがその後どんどん上がっちゃった感じです。

これも、店舗数と売り上げを比較すればスタバのすごさはすぐにわかります。

 

一時、あるチェーン店がスタバの出店数を上回ったと騒がれましたが、

ではなぜ売り上げベースでスタバは圧倒的なのかと言う話です。

売り上げにつながらない出店で一位になっても経営が苦しくなるだけじゃないですか?

 

そして、P&Gもポートフォリオ内の割合が高いのでパスなのですが、

これは去年前半の全体的な株価下落の影響があるときに購入してしまったからです。

 

やっぱり、長期投資では可能な限り安い時に買うのが鉄則です。

 

そうすると、新たに追加した銘柄であるジョンソン&ジョンソンかマコーミックなのですが、

正直むっちゃ悩んでいます。

 

現在、ヘルスケア関連銘柄をポートフォリオに持っていないので、ジョンソン&ジョンソンは魅力です。

一方で、マコーミックはディフェンシブ銘柄としては最強の部類に入ります。

例えばですね、僕の持っていないペプシコはスナック業界では世界一の企業ですが、

この企業がスナックを作る時のスパイスの供給元って、

事実上マコーミックくらいしか選択肢が無かったりします。

世界各国の拠点に大量のスパイスを安定供給できる企業ってそうそう無いですから。

スパイスは軽いし、日持ちも良いし。

本当に、良いビジネスです。

 

ですが、今回はジョンソン&ジョンソンにしようと思っています。

アスベスト問題で株価が下がっており、この不祥事が仮に事実とするなら

ジョンソン&ジョンソンはそれなりの自浄作用を持っていると考えていますし、

今回に件に関して、少なくとも隠ぺいの部分についてはロイターの報道に

あまり説得力を感じないんですよね。

証拠と言う部分で歯切れが悪い。

敢えて、アップルショックと重なるこの時期って言うのも、

何か政治がらみの争いに巻き込まれた疑いをぬぐい切れませんし。

 

 

投資は自己責任。
リスク管理を徹底して投資を楽しみましょう。