前回のブログ記事投稿後、
消化しきれない気持ちは少しずつ消えていきました。
湿気を含んだじめっとした空気の中に溶け込むように。
その間、
ともに猫のためにと奮闘する仲間のボラさんが
声をかけてくれたり、
メッセージを送ってくれたりしました。
ありがとうございます。
怖くて病院に依頼できなくなった
なんて、
そんなことも言ってられません。
捕獲協力を依頼されれば、
そちらへ出向き、捕獲器の使い方もお伝えします。
ただ、前よりも慎重にお伝えしたいのは
捕獲器に入ったその子が
手術後100%また生きて戻ってくるかどうかはわからないよ
ということ。
そして、
この記事を読まれた方、
あるいは、亡くなる例もあるという情報に過敏になっている方、
そういう方が不妊手術をしない、したくないという選択をされることは
まったく望んでいません。
不幸な命を生み出さないためにも
不妊手術はし続けるしかないのです。
そこで、お願いです。
ボランティアは捕獲依頼、捕獲のお手伝い依頼があれば、
自分の持っている知識をお伝えし、できることをします。
ですが、その現場の猫たちのことを一番知っているのは
その依頼されてきた方です。
猫たちの性別、
猫たちの性格、
猫たちの体調、
判別できればなおよいのですが妊娠しているかどうか、
出産は近そうかどうか、
など、わかる範囲で調べておいて欲しいです。
性別は色柄でわかることもあります。
三毛、縞三毛、サビ柄の猫は100%メスだとか、ね。
あと、しっぽを上に向けて歩いている後ろ姿を見て、
タマタマがついているのが見えればオスだしね。
わからないんです~で終わらないで できる限り調べて欲しい。
メスの避妊手術は開腹、
しかも妊娠していれば切る長さも長くなる、
そのリスクをわかった上で捕獲の相談もして欲しい。
その子の命にかかわることだから。
でも、どんなにその猫のことを知っていても
どんなにその猫のことを調べてあっても、亡くなるときは亡くなる。
それもわかっています。
捕獲器に閉じ込められたときの恐怖、不安、
そしてその心理的ストレス、肉体的苦痛(排泄を我慢するなど)を抱えたまま過ごす時間。
手術後の戸惑いと痛み、子どもを失ったショック、
人間から受けている行為すべてが恐怖でしかない閉ざされた空間。
手術後病院で亡くなったあの子は
そんな気持ちの中、息をひきとったに違いない。
ごめん、本当にごめん。
でも、不幸な命を生み出さないための活動はやめられない。
と、自分に言い聞かせて
今後の活動を続けていきます。
依頼される方には
ボランティアがこんな気持ちで活動していることも
知っておいていただきたいです。
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亡くなった縞三毛ママの娘?姉妹?
一匹保護しています。
ケージから3回脱出したので
天功ちゃんと名付けました。
※閉じている扉の隙間に頭をねじ込み脱出したようです。
人に甘えず成長した大人猫は
人に馴れるのにかなりの時間が必要です。
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