依然として、インフレや光熱費の高騰が続く日本。目減りを続ける実質賃金を補おうと、最近、日本を捨てて、海外で働こうとする若い人が増えていると言います。

 

「安い日本を脱出して海外で肉体労働」は正しい選択?

https://ameblo.jp/narutoshi-matano/entry-12848487313.html

 

 しがらみが少ない若い人であれば、海外に行くというのも1つの手でしょう。ただし普通に考えて、給料が高いということは、その分、生活費も高くなるわけですから、その点を考慮しなければなりません。

 

 コロナ以降は、日本でもテレワークが進みましたから、わざわざ海外に出向かなくても、「副業で海外のリモートワークを受託する」という方法を検討してみるのはいかがでしょうか。

 

 たとえば同じネット通販をするのでも、日本ではなく、アメリカのAmazonに登録し、ショップをオープンするという方法もあります。在庫はAmazonの倉庫に置いてもらい、注文が入ったら直接、発送してもらいます。

 もしくは、Linkedin(リンクトイン)などに登録する、といった方法もあります。Linkedinは、ビジネスに特化したSNSですから、自分の特技や興味があることなどをアップしておけば、世界中からオファーが来る可能性があります。

その場合、もちろん報酬も海外水準です。

 

 厚生労働省が発表した2023年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者の平均賃金は月31万8300円でした。月間労働時間を160時間とすると、時給1989円になります。

 一方、アメリカの賃金は時給29.83ドルとありますから、およそ4475円です(1ドル150円換算、TRADING ECONOMICS:2024年4月の数字)。

 

 単純な比較はできませんが、両国には、これだけの賃金差があります。ということは、「リモートワーク×副業」を実現できた暁には、大きな可能性が広がっているのは間違いありません。

 

 現在の日本は、インフレに見舞われているとはいえ、それでもまだ世界的に見れば、物価は安いほうです。

 

 海外のリモートワークで稼ぐ仕組みは、

 

・収入は、労働単価が高い国で得る

・生活は、コストが安い国で暮らす

・強い通貨で収入を得て、弱い通貨で生活する(為替差益を得る)

 といった点にあります。

 

 これを、アービトラージ(裁定取引)と言います。価格差や金利差を活かすことで、より多くのお金を手元に残しておけるということです。

 

 聞いた話だと、「日本でUber Eatsの配達員をやっても月20万円しか稼げないが、アメリカなら月50万円は稼げる」のだとか。

「安い日本に居ながら、海外で高い収入を得る」というのが、アービトラージ副業のポイントなのです。

 

 私自身も、これを実践しています。私の場合は、多くの割合の資産を海外での運用に充て、外貨で収益を得ています。もちろん自身は日本にいて、しかも現在は生活費が比較的安い地方都市に住んでいます。

 

 そうはいっても、「いきなり海外はハードルが高い」という方は、まずは日本で副業を始めてみてもいいかもしれません。今だと、Web3という最新技術を取り入れた副業について解説している下記セミナーがお勧めです。

 よろしければ、ぜひ受講をご検討ください。

 

【実例解説】未来形「副業」を手に入れ、新たな収入源を創る

https://www.matano.asia/event/miraikei/

 

俣野成敏

 

 

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