一人ひとりに合うベーシックスタイル
NATURAL BASICを追求している
倉敷京子です。
■ 似合う色のはずなのに… イマイチ使いこなせない
「あなたには〇〇色が似合いますよ〜」
そう言われて取り入れてみたけど、思ったほどでもないな〜…
そういう悩み、ありませんか?
いわば、「色」単色って、「食材」みたいなもの。
だから、料理の仕方や味付けの方が意外と大事だったりします。
今回は、「緑」をベースに味付けのお話を少ししてみたいと思います。
■ 意外⁈ 色のイメージが服では再現できない現象
緑色って、単体で連想すると
・葉っぱ
・森林
・自然
そんなイメージがあると思います。
それが転じて、
・安心感
を抱くとも言われています。
人によっては、社会習慣的に
・安全
というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんし、
はたまた、学校の黒板を連想する方もいらっしゃるかもしれません。
いろんなイメージがありますね。
総合して「攻撃的な色ではないんだな」という感じでしょうか?
そんな緑。
例えば1色で着るとこんな印象です。
どうですか?
なぜか思ったほど「安心感」も抱きませんし、
葉っぱなど森や植物のグリーン感も…意外と想像しませんね。
これが「食材だけ」の状態なわけです。
■ 色は料理して初めてイメージ(印象)が出現する!
例えば「緑」を「白」と組みわせるとこんな感覚です。
ナイジェリアの国旗
非常口のピクトグラム
「わースッキリー!」
初めて心も動くような「イメージ」が自然と湧いてきませんか?
緑って明度が低めなので、白と合わせると明快さが出るんですね。
「黒板とチョーク」や「卓球台とピンポン球」も同じ理由で「明快」ゆえに見えやすくなっているんですね。
(それでいて白黒よりマイルド)
一方、こうなると……
エメラルドのルースのイメージです
「わー…なんか高級感…」
そうですよね。
同じ「背景を白にした緑」なんですが、「スッキリ」「明快」ではないですね。
「みんなグリーン系なんだけど、キメ細かくいろんな段階の緑色がある」
そこが違う点です。
そう、先ほどは
白/緑の区別が均等な感じがあって
こちらでは
複雑でキメ細かくて…という感じですね。
それゆえに部分的には白っぽい色もあるのに強コントラストという印象にはならないんです。
違う印象でありながら、何か「感情」も動く感じがしませんか?
これが色を料理するという感覚です。
■ 「料理」だから「味付け」と発想する
「明快」イメージの方の配色では「明快さ」「潔さ」を大切にしたいものですね。
白を合わせるゆえにこのイメージになっているのですが、
背景を黒にしてしまうと
うーん、随分重くなりますね…
逆にこちらのエメラルドタイプでは
黒を背景にすると「輝きはじめる」から不思議です!
1箇所だけにある白っぽい部分もキラッと際立ちますね!
同じ「緑」も活かす方向性はいろいろあるんですね。
大切なのが「おいしくしていく」ということです。
言い換えると1色〜2色合わせてできるそのイメージを活かし切ること。
裏を返せば「そのイメージを打ち消すことはしない」ということです。
■ もう一度「服」に戻って…
はじめの、意外と無感情(特定のイメージがわかない)に見えたこの緑のドレス。
【 明快な方向だと 】
【 エメラルドな方向だと 】
それぞれに、何らかの言葉にしたくなる「イメージ」が湧いてきませんか?
そして「あっちよりこっちが好きかも」など
「好み」まで揺さぶってくるから不思議です。
■ 色(単体)は食材。料理と味付けは「配色」が鍵に
ここまで「緑」に無彩色(白や黒)と合わせた料理の一例をご紹介してきました。
「配色」には色の組み合わせだけではなくて、どう配置するか、そして用いる面積がものを言います。
なので「緑が似合う」とわかったら、その次はどう活かしたら良いかが鍵なんです。
パーソナルカラーを見てもらったら活かし方もセットで教えてもらうと良いです。
「何色を合わせたら良いですか?」
「配色の分量は何パーセントくらいで合わせるといいですか?」
「合わせるなら黒っぽく?白っぽく?」
「2色使いか多色使いどちらが私には良いですか?
そんなふうに
自分のための色の使い方・料理のしかたも合わせてヒアリングすることをおすすめします^^
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