こんにちは^^
ひとりひとりに合うベーシックスタイル、NATURAL BASICを追求している、倉敷京子です。
「似合う」を勉強していた頃から、ときおり感じてきたことなんです。
ファッションコンサルティングの際に、
「どんなふうになりたいですか?」
「具体的な女優さんやモデルさんだとどんな感じですか?」
など、ヒアリングを行います。
そのとき、感じることが多いのが、
「あ、もう既に似てる!」ということ。
「自分に似た要素のある人+α」、
みたいな女優さんを、自然と目指していることが多いようなんです。
私の心の正直な声はこんな感じです。
「あ、すでに似た要素、持ってはる〜!」
「ちょっと工夫したら、すぐそうならはるんちゃうかな?」
(そう、心の中なので関西弁です)
話は変わりますが…
「ねずみの嫁入り」というお話を知っていますか?
私の好きな話のひとつなんです。
かわいい娘ねずみの「お婿さん探し」の話ですよね。
一番強くて頼りがいのある旦那さんを!と、
親ねずみが、いろいろ聞き込み調査をし、
評判をもとにあらゆるところをお婿さん探しに訪ねていく、という話でした。
太陽へ「娘のお婿さんになってもらえませんか?」
→太陽曰く「私なんて、雲に隠されたらなんの力もありません。」
雲に「娘のお婿さんになってもらえませんか?」
→雲曰く「私なんて、風に吹かれたらひとたまりもありません。」
風に「娘のお婿さんになってもらえませんか?」
→風曰く「私なんて、壁にさえぎられたらなんの力もありません。」
壁に「娘のお婿さんになってもらえませんか?」
→壁曰く「私なんてねずみにかじられたらひとたまりもありません。」
『そっか、太陽よりも、雲よりも、
風よりも壁よりも、ねずみが一番強いんだ!』
…ということで、ねずみにお嫁入り。
めでたしめでたし…
という話、だったように思います。
(祖母からの口伝、なのであやふやですが…)
もうひとつ、「泳げ!たいやきくん」の終わりの方の歌詞。
こちらは、なかなか考えさせられるものがあります。
はじめは、海の底が気持ちよく、サンゴが手を振って、とかワクワク、楽し気。
でも、終盤では
「やっぱり、ぼくは たいやきさ、すこしこげある たいやきさ…」
という歌詞に至ります。
ここ、子供の頃は、何だか「しょんぼり」して感じたのですが、
「おじさん つばを飲み込んで 僕を うまそうに 食べたのさ」
の、「うまそうに」というところが、
ポイントだな、と今は感じます。
ねずみの嫁入り、たいやきくん、
両方ともにあるのが、
「自分の持っている特性」を知り、
それを「自分自身が認め」、
さらに「活かしきること」。
ねずみとして「一番が何か」を探し求めた結果、
「我々が素晴らしい!」
と気づき、ねずみとして幸せになれた話、
たいやきとして、「全く違う環境」を知ったことで
「たいやきとしての良いところ」「人に喜ばれるところ」がわかった話。
ひとそれぞれ、いろんな紆余曲折を経て、ここへ到達するのだと思います。
私の場合は、「似合う」を追求してきたことで、ここに至りました。
女性って、「女の子」だった子供の頃から、
何かと人と比べてみたり、
その結果、「それにひきかえ私は…」と何かをあきらめてしまったり。。。
きっと自信をもったまま大人になれる人って少ないんじゃないかな。
でも、ひっそり、どこかに、「自分の良いところ」も、
無意識にわかっていたりするものなんじゃないかな・・・。
「なりたい姿」を聞いていくと、
どこか、そんな思いがすることがあります。
自分自身の「良いところ」を知り、それを伸ばすこと。
何か、教育評論家のコメントみたい(?)ですね(^^;;
私は「似合う」を通して、
それを思うのです。
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