- 感染―infection/仙川 環
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小学館文庫小説賞受賞作品「感染」を読みました。
一言でいうと、医療ミステリー。 あらすじは、感染学を専門に研究している葉月は、妻子持ちの医者の啓介と強奪愛で結婚。
幸せな日々を送っていたが、ある時から啓介の様子がおかしい。
夜中に電話で呼び出されて外出したり、二人の会話がかみ合わないなど、愛人の存在を心配。
そんな中、葉月は前妻から電話で呼び出され、息子が誘拐にあった事を知る。
夫の啓介は愛人と逢い引きしているせいか、息子が誘拐にあった夜に捕まらない。
結局、息子は遺骨として前妻へ戻ってくる。
その後、葉月は息子はある病気にかかっている事を知るが、それに啓介が関わっているという。
なぜ、子供は死んだのか。
なぜ、啓介は息子が誘拐にあった夜にいなくなったのか。
子供の臓器移植と、ウイルス感染を扱った医療ミステリー。
面白くて一気に読みました。
テーマの割には、文章は軽くて、まるで2時間ドラマのよう。
日本では、子供の臓器移植は、いろいろ問題あるようですが、私も子供を持つ親だからでしょうか。
もし、自分の子供が同じ病気になったら。とか、もし、自分が医者で禁止されている治療でも、それをしなければ子供を死なせてしまう。という現状だったら。と考えると、感慨深いです。
しかし、ウイルスは怖いですねー。
まさに目に見えない殺人鬼。
巷を騒がせたA型インフルも、今はあまり話題に上らなくなりましたが、今後もきっと強い感染力を持ったタチの悪いウィルスが出てくるんでしょうね。
もしも……と考えたら怖いです。