RPS13 180SX ミッション修理No.1 クラッチ交換 | ナルズ工場長の出来事

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皆様コンニチハ(^^)/

 

 

 

昨日寒かったのに

今日は暑いぜ!

10月かよ!?って気温ですわ。

 

朝の天気予報を見て

半袖で仕事してますが

半袖でも全然暑いぜ!!

 

どうせ昼間こんなに暑くて

夜になると寒くなるんでしょ。

 

気温の上下が朝夕で激しい日には

朝一に白湯飲むと

良いらしいって知人から聞きました。

 

朝一ではないけど午前中

白湯飲んでみたけどイマイチ喉が潤わない

感じがして結局冷えた麦茶飲んでしまった

オイラです(´・ω・`)

 

今日は冷えた麦茶がうまいぜ。

きっと麦酒ならもっとうまいと思うぜw

 

 

 

 

 

今回はRPS13

180SXの作業をやっていきます。

 

 

昔良き時代の180SXですね。15インチ時代の。

 

嫌いじゃないですよ。このスタイル。

 

てかむしろ大好物w

 

今風の18インチとか純ベタとかも好きだけど

この4ケツ深リム15インチフルエアロのスタイルって

懐かしさもあるけど

やっぱりカッコいいのはいつの時代でもかっこいいのだぜ。

 

 

 

 

 

今回の依頼は

ミッションケースからのオイル漏れ修理。

 

ミッションケースからの漏れと言っても

例のアソコですよ。

 

ドレン部分

 

 

よくあるドレンの締めすぎによる

ケースクラックです。

当店ではよく見かける光景です。

 

しかもフィラー側(オイル入れる方)も

クラックが入っております。

 

実は以前ミッションオイル交換ついでに

クラックの状態を事前に

見させていただいております。

※その際に応急措置的に液体ガスケットを

塗ってあります。

 

その際にクラックの状態が軽度であれば

当店ではアルミ溶接にて補修できるのですが

今回は補修不可能なケース。

フィラー側もドレン側もクラックの状態が酷く

クラックも1本ではなく2~3本ある状態です。

 

クラック入ってからけっこうな時間が

経過している感じで

クラック以外にも欠けやオーバートルクによる

ネジ山もおかしい感じです。

 

 

 

ちょっと

酷い状態です(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

さらに言うと

これ自分でオイル交換してオーバートルクで

やらかした!ってならわかりますが

これね、自動後退さんの仕業なんです!

 

当店に入ってくるミッションケースクラックの

原因は半分が自分でやらかしたのと

半分は自動後退と黄色帽子と自動波の

仕業です。

あとけっこうDラーもやらかしますね。

 

あまり言いたくありませんが

量販店さんのやり方はあまりにもお粗末…

バイトみたいなのがやってるところもありますからね。

 

ミスを問い詰めても

まぁ結局やったやらないの話になり

水掛け論になりますので

オーナーは自腹を切ってなおすのであります。

 

んで

修理に至ってミッションを降ろす事になるので

ついでに気になるところも一緒にやりたいと

いう流れになりました。

 

その気になる1つが「クラッチ」

 

今ついているクラッチが純正で

おそらく長年全然交換していないらしい。

 

けっこう距離も乗っているので

どうせミッション降ろすのなら

クラッチ交換しましょうって事になりました。

 

 

 

 

 

まずは

ミッションを降ろしていきます。

 

シルビア系のミッション脱着は

当ブログでも結構紹介しているので

一部割愛します。

 

室内バラしからの~

 

 

降りました('◇')ゞ

 

 

さくっと降ろしました。

 

軽く降ろしたミッションをチェック。

 

ハウジング内

 

 

ミッション側のフロントケースから

漏れが発見できますね。

ここけっこう漏る場所です。

ミッション降ろした際に修理しちゃうのが

ベターですね。

パッキンとオイルシール交換でなおると思います。

後で交換しておきます。

 

 

クラッチ

 

 

降ろしたクラッチディスクとカバーです。

流石に減りは見られるものの状態は悪くないです。

カバーの接地面に多少の焼けや

傷が見受けられますがまだ大丈夫そうですね。

 

 

ミッション

 

 

降ろしたミッションは洗浄し

後回しにします。

色んなところからオイル漏れしてますね。

 

このミッション本体の修理は別であげます。

 

 

 

ニスモスーパーカッパーミックス

 

 

ニスモのクラッチキットです。

 

このキットは少々お高いですが

専用フライホイール、ディスク、カバーなどが

セットになっております。

シルビア180SXの場合、クラッチの強さが

選べます。

 

ニスモのスーパーカッパークラッチには

2種類あり

ハイパワースペックとスタンダードスペックが

あります。

 

ハイパワーが420PS、スタンダードで380PS対応です。

 

この車両の場合はほぼノーマル(やって14タービン位)

で使用目的がほぼ街乗りなので

スタンダードスペックをチョイスしました。

 

流石ニスモ( *´艸`)

 

 

全ての車種ではありませんが

ニスモは交換する際に必要なこういった

ベアリングとかボルトが付属してきます。

これはとっても親切ですわ。

 

クラッチスラストベアリング、フライホイールボルトが

付属されてきます。

右端のボルトはクラッチカバーボルトになります。

 

 

 

これも忘れずに

 

 

ニスモの強化ピボットです。

流石にこれは付属してきませんので別で注文です。

 

今ついている物が純正なのでこれに交換します。

 

これも各メーカーから色々出てますが

オーナー様指名でニスモです。

 

確か純正だと取り付け座面のところに入るのが

スプリングワッシャーで

社外の強化品のほとんどがニスモの様にワッシャーに

なりますね。

 

 

 

 

 

 

早速クラッチ組んでいきましょう。

 

 

 

クラッチを組む前(フライホイール取り付ける前)に

エンジン側のクランクリアシールを交換します。

オイル漏れがありましたしクラッチ交換の際には

必ずセットでやる様にしています。

 

 

 

フライホイール

 

 

 

キットのフライホイールを組み付けました。

フライホイールにも記載ありますが

専用のボルトを使用します。

(付属されてくるボルトです)

 

専用っていっても日産の純正のボルトです。

フライホイールの厚みによってボルト長が違うだけです。

短くなったり長くなったりするだけなので

日産の別車種のを流用しているだけなのです。

逆に純正ボルトを使用しているので

強度的には安心です。

 

割愛してますがパイロットブッシュは

既に組み込んであります。

 

 

クラッチ組み込み

 

 

ばっちりセンター出しておきます。

 

クラッチキットだからといって特別特殊な

組み方をする訳でもなく

普通のクラッチと組み方は同じです。

カバーのボルトが純正と異なるため

ボルトの締付トルクを気を付けるくらいです。

 

 

レッドのアルマイトが眩しいぜ(*^^)v

けっこうこの色好きなんです。

 

ミッション載せちゃうと見えなくなっちゃうのが

残念なくらいキレイです。

 

 

 

クラッチが組み込み終わりましたので

お次はミッション側の作業をしていきます。

 

 

 

 

 

 

ってところで今回はここまで。

 

続きは次回になります。

次回はミッションの修理作業を行っていきます。

 

 

 

 

お楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

それでは

またねー('ω')ノ