MK21S パレット ブレーキリコール | ナルズ工場長の出来事

ナルズ工場長の出来事

ナルズ・メカニックマイスターの営業・出来事のブログ

皆様コンニチハ(^^)/

 

 

 

 

もう2月も終わりの月末です。

 

今年は4年に一度のうるう年なんで

29日があり1日多いのですが

やっぱり2月は短いので

バタバタしちゃいますね。

 

今年も花粉症がヤバいです。

オイラ主観では今年は去年よりヤバ目です。

 

もう高額になるけど花粉症の特効薬がある

らしいので今年はマジで考えてる

オイラです(´・ω・`)

 

マジで今年は辛すぐる(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

今回はパレットの

リコール作業です。

 

スズキ MK21S パレット

 

 

まだまだ街中でも見かけるパレット。

 

今はスペーシアになってしまったので

パレットと言う車は存在しません。

 

スライドドアの人気の元祖ダイハツタントに

対抗するべく出たスズキパレットですが

タントのピラーレスに比べパレットのフロントスタビという

武器は歯が立たず結果は皆さんの知っての通り

タントの圧勝。

それで今度は軽量化したスペーシアに改良し

タントに対抗してみたんだけど

思わぬホンダのNボックスにタントもスペーシアも

ボロ負けっていう…

この話は今度まだ機会でもあったらねw

 

 

 

このパレットにまたもやリコールが発表されました。

 

 

フロントのブレーキホース関係のリコールです。

 

 

該当車両はこちら↓

※詳しくはスズキのリコールのページにて確認ください。

 

 

 

リコール内容の詳細はこちら↓

 

要はフロントのブレーキホースの取り回しが

よろしくないのでブラケットを新調し取り付けて

ホースの取り回しを変えようって訳です。

 

画像を見てもらえばわかりますが

ホースをショック後ろ側に通し前にもってきて

キャリパーに入るって感じです。

 

その間にホースブラケットをストラット取り付けボルトと

共締めして取り付けます。

 

 

 

 

ってあれ??

 

 

パレットのブレーキホース交換のリコールって

数年前にもなかったっけ??

 

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

以前にあったんですよ。

 

その時に当ブログで紹介しております。

 

以前のパレットのブレーキリコール

 

 

 

今回のブレーキホースのリコールは

実は2回目なんですね。

同じ場所のリコールは珍しいケースです。

 

前回のリコールで交換したブレーキホースでも

うまくなかったって訳ですね。

 

簡単にいうと前回のリコールではブレーキホースを

長い物に交換した作業でした。

それでもダメだったって事だぜ。

 

 

 

 

 

 

とりま作業していきましょう。

 

交換部品

 

 

フロントブレーキホース2本とブラケット2個。

それとストラットのボルトナットが4セット。

ABSハーネスを固定するクリップ2個。

キャリパー側のホースガスケット4個といった構成です。

 

ホースなどは左右で形状が違います。

青のマーキングが左です。

白のマーキングが右です。

 

流石純正は新設設計ですねw

 

 

完成('◇')ゞ

 

 

ブレーキフリュードがダダ漏れになるんで

素早い作業を要求されます。

ので途中画像はありませぬ。

 

いきなり完成しとりますw

スマソm(__)m

 

 

該当部品を交換してエア抜きして完成。

 

 

ホースがストラットの前に来たことによって

ローターの熱やホイールの隙間からの日光の紫外線で

やられそうなレイアウトなんだけど大丈夫なのかな?

 

鉄チンホイール+ホイールキャップなら日光の紫外線は

防げそうだけどパレットってほとんどアルミホイールだおね。

 

ちょっとこのまま様子見てヤバそうだったら

耐熱布みたいなの巻いた方がいいかもね。

 

あと補足なんですが

画像の組み方は正確には違います。

取説(手引書)通りの組み方ではありません。

 

何が違うって言うと

ストラット固定のボルトナット(2本のやつ)の

向きが違います。

手引書によるとナット側にブラケットになるんですが

当店では逆に組みました。

ブラケット側にボルトとなっています。

 

なぜ逆にしたかは

ブラケット側にナットにすると

締め付け時にナットを締めます。

そうすると締める時にブラケットがナットを締める

トルクで歪みそうだったので逆にしました。

※実際、正規の向きで組んで締めたら歪みが出た

感じがしました。

 

ブラケットの歪みにより緩みが発生しては不味いので

今回はこのような方法にて取り付けました。

 

シルビアの話になりますが

ストラットボルトの向きはどちらでも平気です。

当店でもストラットボルトと共締めにするブラケットや

ステーを装着した事も多々ありますが

ボルトの向きさえ間違えなければ緩みは皆無です。

 

まぁ気になる方は手引書と同じ向きで組んだら

いいと思います。

 

オイラは経験上、

スズキ車のボルトって他車に比べ

柔らかいんですよね。

なので高トルク(オーバートルク)で締めると

簡単にネジ山やっちゃうんですよ。

適正トルクで締めるので、より緩みにくい向きで組んだ

だけです。

 

 

実際スズキ車の整備してると

ボルトやナットの締め付けが緩く感じます。

ホンダとかめっさ締まってるんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

これにてリコール作業は終わり。

 

パレットってリコールの数がすごく多い。

 

逆を言えばタダで部品交換できるから

ある意味おいしいかも( ´∀` )

 

 

 

 

皆さんもリコールの案内が来たら

キチンとリコール作業を受けましょう。

 

もちろん当店でも受け付けていますよ。

 

 

 

 

 

 

それでは

またねー('ω')ノ