皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆
昨日までの暖かさは
何処行ったって感じに今日は寒いでんな。
また来週あたりから
暖かくなってくるらしいけども。
そろそろ花見の季節ですね。
近くの某ダムに桜がキレイに咲くところが
あるのよ。
そこで花見したいけど酒入るってなると
車だとダメだし中止かな。
周りへのマナー問題もあるし。
でもそこに行くと
花見っていうより猛烈に
釣りしたくなっちゃうオイラです(´・ω・`)
今回はZ11キューブ
水漏れ修理の続きとなります。
前回、車体からヒーターユニットBOXを
外したところまででした。
前回の内容を見てもらえばわかりますが
ここまで行き着くのも大変でした。
外れたユニットBOX
これがユニットBOXです。
ヒーターコア、ヒーターコック、エアコンエバポレーター、
ヒーター送風切り替え部品などが
1つのBOX内に収められている感じです。
前回も書きましたが
今回の目的、ヒーターコア交換するにも
まずこのBOXを取り出さなければなりません。
なので事前にヒーターコア取り外しするので
クーラントは抜き、エバポも外すんで
エアコンガスも抜きです。
エンジンルーム側からヒーターホースと
エアコン配管を外してからBOXを取り出します。
室内にあったものなので
埃だらけですがこれなんてキレイな方ですよ。
本当はもっともっさり埃まみれなので…
漏れ箇所
こう見て見ると
やっぱりヒーターコアのアルミ部分っていうより
その先のヒーターコック(樹脂部分)から
漏っていますね。
コスト削減なのか知りませんが
最近の車って水回りの部品、樹脂製が
増えましたね。
噂には聞きますが今度ウォーターポンプとかも
樹脂製になるそうとか…
今回の様に交換が面倒な場所には
樹脂使わないで欲しいですね(´;ω;`)
さてさてBOXを開いて
ヒーターコアを摘出してみましょうかね。
BOX概要
BOXからヒーターコア取り外すには
まず周りについているリンク関係をバラし
BOXを割っていく感じです。
ヒーターコア
コア単体です。
言わずともわかりますが左が新品、右がついていたものです。
参考までに
ヒーターコア新品金額22,800円税抜きです。
コアとチューブの接合部からの漏れや
コア本体からの漏れもないようです。
やっぱりコック部からの漏れでした。
コック部の造りが
ネジで樹脂を合わせてある造りだったんで
もしかしたらネジが緩んで漏った?とも思い
ネジ締めこんでみましたが
ネジの緩みはありませんでした。
コック自体の割れも見当たりませんでした。
ヒーターコック部からの漏れが酷いので
ここからの漏れだと思います。
なんらかの原因でコックの樹脂のボディが
歪んだりしてシール部からの漏れが
ある感じですね。
だから樹脂はダメだって…
んで
日産部品にも問い合わせしたんですが
ヒーターコアは対策品になってないらしいです。
じゃあまたいずれ漏れる可能性があるって
事ですかね…
とあるところから聞いた話だと
部品での対策品がないから
人間側で対策するしかないってさ。
ヒーターコックに接続されている調整機構が
キューブだとアナログです。
温度調整のつまみを急激に回さず
ゆっくり回すのが壊れない対策だそうです。
なんじゃそら(-_-)
この時代の日産車(キューブやマーチなど)の
あるあるらしいっす。
続いてBOXから
エバポレーターを取り外していきます。
エバポレーター
うぉー汚ねーー(゚Д゚;)!
って思いますでしょうが、こんなもんです。
てかむしろキレイな方なのかも知れません。
けっこうマメにエアコンフィルターを交換されて
いた車両なのでこんなもんです。
フィルター
ちなみにフィルターはこんな感じです。
そんなガッツリ汚れてないでそ?
今回一緒に交換しちゃいますけど。
キューブのエアコンフィルターって
交換ちと面倒。手探りでやる感じだし。
ユニットBOX外れてるんならラクショーっす。
完全に摘出したエバポです。
全体の汚れはこんな感じです。
今回の修理目的はヒーターコアの交換なので
エアコンは関係ありません。
もちろんエバポも問題ないので
再利用します。
しかし逆を言うとエバポも
ヒーターユニットBOXを外さないと
取り出せないので
今回を機にキレイに清掃します。
エアコンの臭いの元はエバポです。
いくらフィルターを清掃しても
エバポをキレイにしないことには
ダメです。
元を絶たないとダメってやつですね。
車のエアコンもそうだけど
家のエアコンも臭くなってきてフィルター交換だけだと
ダメでしょ?
コア本体(家のエアコンでもコアっていうのかな?)を
洗浄スプレーかなんかで直に洗わないと
ダメでしょ?
エバポ清掃中
洗浄液にて清掃中。
エバポ本体はアルミ製なので
アルミを侵さない性質の洗浄剤を使います。
って書くと知ってる方はアレ使うのか。って
わかっちゃいますねw
ぶっちゃけ家庭用の洗浄剤の方が落ちます。
マジで(*^^)v
ここにつく汚れはけっこう頑固ですよ。
喫煙される方のはもっと凄い事になってるけどねw
エバポ清掃後
けっこうな時間を費やし洗浄。
画像だとあんまりキレイになったのが
わからんなーw
実際だとキレイになったのがわかります。
洗浄後、完全乾燥させ
ついでに内部もエアーブローして
エバポ洗浄完了です('◇')ゞ
画像には撮ってませんが
一緒にBOX内やブロアファンの汚れも清掃します。
エバポを含め洗浄だけで軽く丸一日かかってますね。
BOX内もエバポが入っていたところなんで
汚れでやべーくらいドロドロですからね(画像撮っておくの忘れた;;)
BOXを洗浄液に漬け置きしキッチリきれいにしました(*‘∀‘)
清掃も終わって
部品をBOXに戻していくのですが
その前にやっておくことが。
ここの部品
これヒーターの送風を切り替える
仕切り板なんですが
これがキューブ・マーチ系がダメになります。
今回のキューブはダメになってませんが
この仕切り板の稼働するところが折れたり
します。
画像ではチラッとしか写ってませんが
板に繋がる白いステーもよく折れます。
ここがダメになると
やっぱりユニットBOX外しになるのです。
今回はヒーターユニット(ヒータコック)からの
クーラント漏れでユニットBOXを取り外しましたが
この仕切り板の折れが非常に多く
それで仕切り板交換によるユニットBOX外し
が多いらしいです。
今回は板自体は大丈夫なんですが
あまりにも折れが多いので
対策品になっております。
※詳しく調べておりませんがもしかしたらリコール、
キャンペーンリコール、クレーム対象になっているのかも
知れません。
せっかくBOXを開けているので
これも交換します。
対策品
部品名は「ミックスドア」って言います。
部品伝票にはドアミックスってありますけど。
まぁどっちでも通じると思います。
ヒーターのミックスドアで通じると思います。
日産部品なら、あのよくダメになるヒーターの板で
わかると思います。
オイラはそれで通じましたww
画像を見てわかる通り
対策品は本体の色も違います。
あとステーが付属されてきますので
それも交換します。
元々のステー形状が悪く、それが原因で
割れるとも言います。
日産部品曰く、ステーだけ折れるパターンも多いそうな。
ドアミックス装着
BOXに装着するとこんな感じ。
ちゃんと動くか確認します。
まぁ対策品だからちゃんと動くしw
BOX完成
ヒーターユニットも装着し
ユニットBOXの完成です。
先程交換したミックスドアのステーの
位置関係がわかると思います。
ちょっとだけ白がキレイなステーがそれです。
この状態でも色々動かして動作確認をします。
動かしてると
このワイヤーでこれとこれが開いて
こうするとここが閉じてここがこうなるって
感じでヒーターの吹き出し向きの切り替えの
構造がわかります。
ユニットBOXが完成したので
いよいよ車両に取り付けていきます。
ってところで
今回はこの辺で。
続きは次回になります。
お楽しみに♪
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪