皆様コンニチワ━━(´・∀・`)ノ━━━!!
今年も僅か残り10日あまり。
いかがお過ごしでしょうか。
昨日の大雨で雨にうたれ
ちょっと風邪気味なオイラです(´・ω・`)
体調管理も仕事のうちってね。
全然管理できてねー(´;ω;`)
今回はムーヴのエンジン異音の
修理です。
エンジンかかってるとガラガラゴロゴロ。
何か回転系の音がします。
音的にはエアコンのコンプレッサーが
逝ったような音がします。
実は以前から僅かながら
音はしていたのですが
先日オイル交換で入庫した時に
音が大きくなっていたので今回修理です。
チェックの意味もあるので
定期的なオイル交換って大事ですよ。
音はエンジンにあまり比例しなくて
判断が微妙でした。
エンジンのフロント側から出ているのは
間違いないんですが実際覗き込んで
聞いてみるとエンジン音でよくわかりません。
エンジン本体とか色々聴診器みたいなので
聞いてみたんだけど音が響いちゃって
どこからも鳴ってしまうって感じ。
回転系だからエンジン本体以外は
オルタ、エアコンコンプレッサー、ウォーターポンプ
が怪しい。
さらにダイハツ軽は昨今電動パワステが主流に
なりつつ軽で今だ油圧。
なのでパワステポンプも含まれます。
これは1個1個ベルトを外していって
チェックするしかありません。
新規格になってエンジンルームも広くなり
旧規格のように何やるにもバンパー外してからと
いったのは少なくなりましたが、やっぱり外した
方が楽な訳で。
ベルトをクーラー、パワステ、オルタの順で
外し、その都度チェック。
エアコンコンプレッサー異常なし。
パワステポンプ異常なし。
残るはオルタとウォーターポンプのベルト。
兼用なので1本です。
この状態でエンジン回してみると
音の原因が判明!
ウォーターポンプがゴロゴロしてます!
m9( ・∀・) ドーン!
ベルトを外し手で回してみるだけで
ゴロゴロした感触がします。
そこでポンププーリーを外してみると・・・
プーリーの裏をよく見ると
クーラントが漏れて飛び散り乾いた跡が
あります。
プーリー外してみないと漏れてるなんて
わかりませんでした。
クーラントの量も全然減ってなかったので
おそらく初期漏れでしょう。
プーリー外すまでわかならかったけど
ポンプも一目瞭然↓
漏れたクーラントが僅かで
プーリーの裏に付着しただけなので
発見しにくいパターンです。
ポンプのプーリー形状がポンプを
覆い隠すような形状なので余計わかりずらかった
のもあります。
ポンプの頭部分も軸方向に
ガタがありました。音の原因はここですね。
交換前のポンプと見た目が違うでしょ。
対策品です。
ポンプ首部分が太く強化されております。
頭部分とポンプボディの隙間も
少なくなっている作りです。
実はこれダイハツのリコール。
ウォーターポンプ、ポンププーリー、
プーリーボルトがリコール対象品になります。
どうも最近ダイハツリコールばっかり
やってる気がするw
これを交換して異音はなおると思いますが
ぬか喜びしてはいけません。
もしかしたらオルタからの音かも知れません。
オルタとポンプは同ベルトで駆動されて
いるので、どちらかなのです。
もしくは両方とかね。
オルタは一応手で回してみたり
ガタチェックしたのですが異常なし。
でも実際負荷かけてみないと
わかりませんからね。
結果、異音は消えました(´∀`)
原因はやっぱりウォーターポンプでした。
このムーヴのエンジン(KF)は
タイミングチェーン。
以前のタイベルだったら面倒だけど
これは簡単。
ベルトさえ外せる事ができれば
ラクショーです( ´Д`)y━─┛~~ぷはー
今回は結果リコールだったけど
やはりポンプって消耗品。
最近は部品の精度もあがったのか
20万30万キロ乗ろうがポンプ無交換なんて
車もあります。
20万キロ以上は運だろうけど。
ポンプなんかは10~20万キロくらい乗れば
ダメになってくるのです。
本当は定期的に交換してしまえば
不安はないですが
ポンプ系って部品高いし工賃も
それなりにいきます。
やっかいな事にポンプ系の故障は
今回みたいにジワジワ壊れることが
多いです。一気に逝かないっていうか。
燃ポンは突然逝きますけどねw
いや~異音系の修理って
ほんと大変なんですよ。わからん時は
全然わからんしね。
音出てたのに入庫したとたんしなくなるとかね。
しかも出ないからとりまオーナーに納めると
すぐに出たりねw
よくある事です。
今回は比較的楽に判明できたので
よかったですヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ
異音系の修理は
経験積まないとね。
オイラもまだまだ修行中d(・∀・)
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪