たいへんお待たせいたしました【宿泊記】!!ヽ(^。^)ノ ←誰も待っちゃぁいねぇ!
498湯目 湯野上温泉 えびす屋
499湯目 芦ノ牧温泉 大川荘
での入浴を無事に済ませ、やって来ました
500湯目 会津東山温泉 向瀧!!
いやぁ、芦ノ牧温泉からここまでの18.5km、30分、緊張したわぁ(爆)。
だって、ちょっと気を抜くと、街道沿いの気になる温泉に入っちゃいそうでww。
そんなわけないじゃん!!と思うだろうけど
そんなありえない事をうっかりやっちゃうのが
おじゃる☆だったりするのよねぇ~(爆)。
でも、しっかり気合いを入れていたので
今回は途中寄り道することなく、向瀧に到着~~♪(^_-)-☆
さて、まずは向瀧のある会津東山温泉のご紹介から♪
会津若松の奥座敷・東山温泉は今から約千三百年前
名僧・行基による開湯伝説の残る歴史ある温泉郷です。
有名温泉地と言えば、ちょっと山奥にあるのが当たり前でしょ?
ところがどっこい!!
東山温泉は、人口十二万人の会津若松市の中心地から
車でわずか10分程度の便利な場所にあるのです!!
人口十二万人と言ったら、桐生市の人口とほぼ一緒じゃん!!ヽ(`Д´)ノ
桐生からの最寄りの温泉地って・・・、あぁ、藪塚だぁ(爆)。
まぁね、藪塚温泉の予想外の実力に、
ついこの間衝撃を受けたばかりではありますがww。
藪塚温泉と会津東山温泉ではちょいと規模が違うわなぁ・・(^_^;)。
現在の会津東山温泉、宿泊施設の数は20軒を越えますが
ピーク時は50軒もの旅館が建ち並び賑わったそうですよ。
その会津東山温泉街の玄関口に位置する向瀧さん。
湯川にかかる橋越しのこの外観画像がおじゃる☆の心に火を点けましたww。
会津東山温泉 向瀧 HP
住所: 福島県会津若松市東山町大字湯元川向200
TEL: 0242-27-7501
日帰り入浴 不可
って、本気で思ってたのよねぇ(爆)。
再訪だもん、どう頑張ったって500湯にはならんじゃんね!ww
さすがにすぐに気づいたww。
じゃあそれらに匹敵する歴史ある建物のお宿・・って探してて
一目見て、もうここっきゃない!!ヽ(^。^)ノ
(あとで、こっそりつけてた「行きたい宿リスト」を見返したら、
初期の頃にちゃんとここチェックしてた(笑)。
・・日帰り不可だから縁が無くすっかり忘れてたのねww。)
江戸時代中期、会津藩の保養所として利用されていた頃は
「きつね湯」と呼ばれていたそうな。
1873年(明治6年)、会津藩からゆだねられ
平田家が旅館として創業、『向瀧』として140年の歴史を持つ。
平成8年には、文化財登録制度の第1号物件として
国の登録有形文化財となった由緒正しきお宿であります。
(ちなみに金具屋さんが登録されたのは平成15年、法師の長寿館は平成18年)
長い歴史の間には、伊藤博文や野口英世、歌人与謝野晶子から
最近は小泉純一郎元首相など、多くの著名人が訪れているそうで
宮内庁指定棟であった離れまで現存する・・。
なんとも畏れ多い!(爆)
そんなお宿に、おじゃる☆が泊まっていいのかぁ~!?ヽ(`Д´)ノ
湯川沿いに外観をパチリ。
どのアングルから見てもレトロで絵になるのである。
滞在をフルに楽しみたかったので、
チェックイン時間の15時を目指していたのだけど、着いたのは16時ww。
橋を渡って車を玄関前に横付けすると、鍵を預けてチェックイン。
車は番頭さんが、どこかの駐車場にまわしてくださるww。
入口は、今の季節だからなのか通年なのか?
玄関前に戸が無い事にまずビックリ!
非常に開放的なのである。
これ冬はどうなるのか見てみたいなぁww。
数段上がって左側が帳場だが、ここでチェックインの手続きは無い。
そのまま番頭さんに案内されて館内を客室へ向かう。
玄関入ってすぐの廊下。
派手さはないが、落ち着いた佇まいで過ごしてきた年月を感じさせる造りだ。
そのすぐ先、階段のかげに、まずは大浴場「きつね湯」。
向瀧には露天風呂は無い。
その代り100%源泉掛け流しの男女別大浴場が二つと貸切風呂が3つある。
それぞれの浴場は離れて造られており
全24室の、決して大型旅館ではないのだが
いくつもの建物がつながった入り組んだ造りで
至る所に、階段や廊下があって非常に興味深い。
荷物を持った番頭さんが、いろいろと説明をしながらご案内くださる。
磨き抜かれた廊下を真っ直ぐに進むと・・。
芸術的とも言える和風庭園の中庭。
客室はこの中庭を囲むように造られている。
詳しくはまたのちほど、ゆっくりとww。
(白い襖ではなくて茶色の木戸の方ww)
この戸の内部に、三つの貸切風呂があり
予約も追加料金も不要!!
空いていれば、滞在中いつでも何度でも
貸切で利用することができるのだ。
さらにもう少し奥に、大浴場「さるの湯」もあるのだがそれは後程。
なぜなら、貸切風呂前の階段を上った2階「水仙」が
今宵のおじゃる☆たちのお部屋だから(^_-)-☆。
入口は襖ですがちゃんと鍵はかかりますよ(笑)。
踏み込み付きの本間8畳、中庭に面する広縁付き。
向瀧の客室は、全室登録有形文化財のお部屋で
それぞれに趣向が異なるので、どのお部屋になるのかも楽しみの一つ。
お宿の公式HPから申し込めば、お部屋の指定も可能だが
おじゃる☆はじゃらんからだったので、「中庭の見える8畳のお部屋」というくくり。
初めてでどこの部屋がどんなか、まったくわからなかったので
まぁ、運を天に任せて・・的な♪
そうは言ってもドキドキだったが、パンフレットにも紹介されている
庭園を正面に眺められる2階のお部屋で、天は我に味方した(爆)。
ちなみに、斜め向かいにチラッと見えるのが
皇族方も利用された「ハナレ」です!
現在はもちろん一般人も宿泊できますよ~。
二人利用で1名33,000円~という事なので、
ビックリするほど高いわけじゃないのねぇ♪
専用浴室付きなの!1000湯記念は「ハナレ」にしようかぁ~?ヽ(^。^)ノ
何年後の話をしている・・(^_^;)。
おっと、だから再訪はダメなんだって!(爆)
ちなみに、中庭に面さないお部屋なら税込17280円~(二人利用の1名料金)。
なんと少ないけれど、お風呂(もちろん温泉)付きのお部屋もあるのよ!
滞在中は客室付きの仲居さん(とてもお若い♪)がずっとお世話をしてくれる。
チェックインもお部屋でゆったり寛ぎながら
お抹茶と自家製の和菓子をいただいて♪
料理長お手製の、羊羹と芋ようかん♪
甘すぎずに上品で美味しい(*^。^*)。
建物自体は良い感じに歴史を感じるが
(それ目当てで来たので感じないとつまらないww)
きちんとお手入れされていて不快さはまったくない。
この棟は昭和20年改修の際に完成した
向瀧の中では比較的新しい部屋。
新しくても67歳だけどね(爆)。
毎回文化財のお宿にお邪魔するたびに同じことを言っているがww
古い建物を近代的で綺麗な建物に建て替えるのは簡単だが
一度壊されたものは二度と元には戻らない。
手間をかけお金をかけ、日本の古き時代の文化を
今に伝えてくださる、本当に頭が下がる思いだ。
それぞれの部屋には、はるか昔の著名人による「書」が掲げられている。
水仙には・・「〇雲興」。(右から読む)
明治の時代に伊藤博文と交互に総理大臣を務めた
薩摩出身の政治家・松方正義の手によるものだそうで・・。
なんだっけなぁ・・?(^_^;)
最初の文字も教わったのに、すぐ書かないから忘れちゃったよ(爆)。
他にも書院欄間には、室名の水仙に蝶々が飛んでいたり♪
ちょっとした細工にも手が込んでいて、遊び心が楽しい。
ついでに紹介しておこう。
広縁の端に洗面所とトイレ。
板戸が年代物で感動ww。
ドライヤーは部屋にはありません(言えば貸してくれる)。
でもトイレはちゃんとウォシュレット♪
箪笥の中には、浴衣と丹前、お風呂セット。
足袋は色違いで。
ビニール巾着の中には、歯ブラシと名入りタオル。
文箱の中にソーイングセット。
絆創膏や綿棒もあったかな。
床の間の生け花が斬新ですww。
お茶用のポットの他に、冷水ポットも置かれてますが冷蔵庫は有りません。
なので持ち込みはできないww。
旦那はさっそく夕飯時の日本酒を注文してましたww。
さぁ~~て、さっそく浴衣に着替えたら
すでにゴロゴロしている旦那を置いて
館内探索&撮影にでかけるよ~~!(^_-)-☆
次回は、館内&庭園編です♪
その後、温泉編、お食事編と続く予定!
たぶん大方の人は興味がないだろうけど(爆)
通常の3倍くらいの時間と労力をかけているので
最後までちゃんと着いて来て頂戴よ~~!ヽ(^。^)ノ
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