つらつらと103;点滅器⑪理念耽落から | 繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

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最寄り駅4つもあるけどどこからも遠く、戸越銀座とパルムとの大商店街からは見事に外れ、視認性のない二階であり、専用階段入口は大通りから入った路地にある。そんなわびしさこの上ない場所で、平凡な初老オヤジがいつか繁盛させたいなとの日々のブログです。

この点滅器シリーズにて
まだいくつかつらつらしたい事はあるんやが、
キリないので、もう〆ようと思った。

のだが、
〆に入る前に、ま一つ挟もうかとツラツラする。

この点滅器理論を知ってしまうと、
人生好転させたろーと
流用しようとすると少し無理がある。

なにせ、成功者たちが点けてるスイッチってーのは、
成功する為に本当に重要な事に集中してはいるんだが
アプローチがちょっとズレたクセな訳なんで。

ここで実際に書いた
・愛犬ポチ癖
てのはその典型だが、

他に考えてみると、
・口座残高が増えるの眺めるのが単純に好きでたまんない癖。
・借金の証書がかさばり、負債が増えるとやったるゼ感が出てくる癖。
とか聞いた事あるし、

ミュージシャンとかでも、
歌が好きとか、音楽が好きとかからの表現ではなく、
ステージに立つ事に快感を感じる癖とかで
結果、つい音楽を突き詰め、凄い音楽を創るというのもあるやろう。

そんなこんなの癖で
みんな成功しとる訳なんで。

そんなこんなを考えると、

一般的に、

成果ってのは、
『為すべき事』と『できる事』との重なるところにある。

という解釈が、
そのままの解釈では
ダメな人もいっぱいおるかも?

ってなる。

『できる事』ってーのは、
点滅器理論に照らし合わせると、

ついついやっちゃって、
人より秀でてる部分ってのをとらえる

という解釈がしっくりくる。

又、『為すべき事』ってーのは、

誰が?何を?どう?為すべきかは
あらかた決まってしまってる

よーに感じてしまうのがあって、

やはり、それは
本読んだり、優秀な人と会ったり、
今ならyoutube等で学びを得たりとかすると、
ついつい、そうやー!!ってなって
我が意を得たり的に、
成長できる感があるんやけど、
それはあんま良い方向な気がしない。

いや、好転はするんだろうし、
そうやって裕福な人生を歩めてる奴は
いっぱいおるんやろうけど、

・汎用性が高いというか、
・再現性があるというか、

そういったもんは、
真の持続可能性はあんまないとしか考えられない。

結局そんなもんは、
薪をくべる的な、
燃料を注入する的な感じであり、
いつかは切れるやろなと。
(まー別に悪いわけじゃないし、
 また薪買ってくりゃいいんやけど)

なんつーか、
そういったもんは、
経済合理性の範疇から出ない。

経済合理性は大事なんやけど、
各個人は、経済合理性を無視することなく、
きちんと捉えながらも、

なんつーか、

そう、

『メンタル合理性』的なもんを
しっかり軸に置くべく
追求する必要があるんやなかろうかと。

そろそろ、

理念やら、
ビジョンやら、
パーパスやら、
そういうもんは、

創業者や経営者の
個人のものに過ぎない

という認知をして、
そういったカッコいい言語で、
人々を煽動できるよう洗脳するのは
止めた方がいいし、

煽動される側も
それに気づいた方が良いような気が。。。

ま、教養が必要やし、
教養にも個人差がだいぶ出るけどというのは
確かにあるのやが。

それくらい、
成功者ってのは
わがまま自分勝手に振る舞い成功してるって事やし、

ダライラマの
「深淵なる思いやりとは、
 利己主義が高度に発達した形に過ぎない」とか、

何に書いてあったか忘れたけど、
『私悪だけが公益である』とか

まさにそういう事やなぁって思う。

そうは言っても
『金持ちが勝者であるという事実」
という幻想はまだまだ続くんやろうし、
長く続く幻想は、それはそれで大事やしな。
とも思う。

ちょっと、ツラツラがとっちらかし過ぎたか。。。

次回は、〆る。


→つづく