黒字化力は、
『黒字化戦闘力』と表現しようか。
そっちの方がカッコええし。
さて、具体的に数値化してみる。
が、これはテキトーであって、
定義をきちんとする訳ではなく、感覚でやる。
数式の汎用性はあっても数字に意味はなくなる)
それぞれの項目を満点5点としてみる。
まあ、通知表のような感じにできるかなと。
で、具体的に落とし込むと、
ワタクシ個人としては、社員的な立場というか
一緒に仕事をするなら、最低2は欲しい。
2未満であると黒字化戦闘力はないと言っても差し支えなかろうかと。
通知表で2というと頭悪い部類ではある。
だが、使い様は実はあると考えている。
つまり、黒字化戦闘力はある。と捉えている。
さて。
具体例はチーマと自分自身で。
まず、チーマと言えば傑出してる能力は、
リピーター作り。
これは5あげよう。
奴は、お客さんとの距離の詰め方を率先してするし、
なぜか好かれる。
さすが神の子といった所。
そして、店へのロイヤリティも高い。
【(売上 × 新規獲得 × 再購買獲得)+経費削減】
【(売上 × 新規獲得 × 5)+経費削減】
次に、経費削減。
(ちなみにワタクシは経費削減という表現は嫌いである。
アンダーコントロール、経費支配という表現がいいかな。
ドラッカーはコスト予防と表現しているが)
これについては、
チーマにはほほえましいセコさがある。
「もったいないじゃないですか」がよく聞くワード。
任せておいたら、消耗品も変動費的な人件費も無駄使いはしない。
しかし。しかしである。
甘い。
勘定科目でほぼすべてを網羅する勢いでなければならない。
勘定科目の全てにおいて知見があって欲しい。
そういう意味で言うなら、チーマができる事は
所詮、消耗費と水道光熱費と雑給くらい。
0.2くらいかな。←ここは通知表と違い、1未満もつけていく。
【(売上 × 新規獲得 × 再購買獲得)+経費削減】
【(売上 × 新規獲得 × 5)+0.2】
ワタクシ自身を自己評価してみると、
リピーター作りは2。
単純に現場をこなすだけでなく、
仕掛けとしてリピーター作りの事を考えて
実際施策を打ってる。
が、やはりチーマの接客力と比較すると、
いくら策を弄しても全く敵わないし、
正直平均レベルもなかろう。
で、経費支配の部分。
これも2かな。
全てを把握はしているが、
そもそも経費は経過観察しているだけであり、
特別の対策ができてる訳ではないので。
あ。でも家賃交渉はしたか。
なら、3で。
余談でワタクシ自身の思い出になるが
前にいた肉屋で、
ワタクシは20代半ばくらいに
焼肉屋に踏み込み、2年未満くらいで、
諸々の事情があって店長的な感じになり、
数値責任を負わされた。
(平社員だったが、部長課長が突然不在になった為)
そこで最初にやった事が、現状把握だったのだが、
経理部に「総勘定別元帳を毎月くれ」という事だった。
部門毎に毎月PLは渡されるが、それは千円単位であった。
しかし、それは1円単位で確認したかったし、
勘定科目ごとでは完全把握できる訳ないし、
赤字だったので、黒字にせよとの指令があり、
それは自然に把握したいと、そうなった。
さらに余談になるが、
過去その肉屋では、
全国各支店の所長も含め、部門長からの
元帳を毎月欲しいという人は過去居なかったみたいで、
本社では、
「そんなめんどい事言ってくる奴誰やねん?」となったらしい。
実はそれが一つのきっかけになり、
ワタクシは、まず管理部門の上層部に認知され、
その内、社内LANで義務化されるようになった日報が注目され、
平社員のクセに課長クラス以上には知られるようになり、
(どこそこのさとうの日報見とけぇ。オモロイでぇ。となったらしい)
重役陣には気にしてもらえると同時に、
中間管理職層には嫌われていった(笑)。
まあ、そんな話は良い。
次には、売上を創る、新規客を獲得する事について
公式の具体例を考え、つらつらしていこう。
⇒つづく