求心力について思う事4。
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目的の設定さえ間違えなければ
変われない奴など、いやしない
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ジャック・ウェルチは
「何も100mを10秒切れと言われてるわけではない。
ビジネスは誰にでもできる簡単な事だ。
大事なのはプラクティスだ。」
的な事を言ってた。(不確か)
ワタクシはその言葉を信じてしまっていて、
今現在、力不足で成果が上がらなくとも、
目的の設定さえ間違えなければ
変われない奴などいない。
そう思っていた。
しかしその一方で、
人それぞれの特性に合う、
絶妙な人を活かすトスをあげる
優秀なセッターになるつもりもなかった。
(それ以前になれる素質もなかったろう)
「それがお前の全力か?」
この問いかけがワタクシにとっては
最高の武器であり、その言葉によって、
各々が自問自答し、
やがて目的意識が芽生え、
自ずから目的を設定し、
各人が各人の責任で業務に取り組み、
やがて成果を出せるものだと思っていた。
が、それが甘かった。
昔、テンポスの創業者の森なんとかという人の記事で、
ドラッカーを全否定し、
「動機付けなんて甘い事言ってるドラッカーはバカだね。
人なんて結局、ケツ叩かねーと動かねーから」
的な事を言ってた。
気持ちは分かるし、
そうとしか思えない奴が居るのも分からんでもないが、
そういう奴らの居ない組織を目指していて、
どういったやつでも変わりうると思っていたんで、
なかなかにその記事にムカついた記憶がある。
しかし。
「それがお前の全力か?」というワタクシ最大の武器の、
その意図を汲み取れない者(目的意識が希薄)の根の深さを
ワタクシ自身は汲み取れなかった為、失敗を繰り返したように思う。
大して考えてないクセに、
自分では考えてると思ってしまってる
イタイ勘違い口だけ野郎には、
求心力をもった魅力あるリーダが必要なのだろう。
→つづく