今日のタイトルはちょっとびっくりされたでしょう。
私は数年前、手紙が好きで、全国の方と文通していました。
その中に獄中者の方もいて、一時期獄中者の支援会を手紙で手伝っていたこともあります。
今では年賀状だけになった人もいますが、相手にとっては社会とのつながりとしてと、とてもありがたく貴重に思ってくださっています。
今日は私の古民家に移り住んだという報告を受けて、こんなお返事を頂きました。
ご無沙汰して居りますが、お変わりありませんか。
年賀状ありがとうございました。古民家に住まれているとのこと。リフォームが大変そうですね。
私が少年院に居た頃に建築大工の資格を取ったことがありますので、リフォームのアドバイスができたらと思いペンをとりました。
まず台所の屋根ですが、屋根の抜けたところは雨漏りによるものと思われます。
この場合、穴の開いたところを真ん中に二メートルくらいは、屋根板とヌキを取り替える必要があります。
この作業をする時は、面倒でもその範囲以上の瓦を外す必要があります。
このブログを通してお読みの方には、なるほどと頷いてもらえると思いますが改めて建築大工の資格、というものがあるとこのようにアドバイスができるものなんですね~
まだうちも雨漏り箇所がありますが、広範囲に瓦をめくって直す作業を省いているところもあるので、改めて取り組まなくてはいけません。
さて続き
それから土壁ですが、板が見えるということは剥がしたのですか?もしそうだとしたらその土は再利用できますので、まず1畳くらいの箱(90×180㎝)を作り、その中に壁土を入れて水で捏ねて下さい。この時、土一キロに対して長さ7センチ位の藁を100グラムを入れてください。
昔はこの藁を押し切りで切っていましたけど、それがないときは万能バサミでもオッケーです。
また壁塗りをする時は、写真のようなハシゴでは危険です(あの写真、また時間あるとき貼り付けておきます。)
安全な作業をするには、壁塗りをする場所の地面を1.5メーター幅位平らにしてから、足場リース屋さんからキャスターと手すり付きの四段タワーを借りてきて、そのタワーの高さを調整しながら壁塗りを行えば、安全に作業できます。
四段タワーってなんぞ?って調べてみたら、移動式ローリングタワーっていうやつみたい。これ
それからいよいよ壁塗りですけど、道具として左官屋さんが使う受け板とコテが必要になります。
これは自分で作るかホームセンターで入手してください。
壁塗りの土はすぐに無くなるので、土上げは誰かに手伝ってもらうといいでしょう。
私が自由の身であれば、すぐにでも行ってやりたいのですが、そうもいきません。
いずれにしてもリホームは、時間をかけてゆっくりやることが大切です。
ムー、見てきたように言えるのはなかなかすごいですね。
勝手判断でやってまいりましたが、この手紙で復習できました![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
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