About me

ボチボチと私のことを綴っています。


8月からブログをお引越しして、

『鳴海じゅんオフィシャルブログ』をスタートした時から新しくつくりたいと思っていたカテゴリーです。


今の自分にも置き換え考えたいこと、

気づきだったり、

新たな自分の思いをこのAbout meに残せたらと思っています😊



前回は宝塚音楽学校での授業が始まってからの私のこと。


憧れも悔しさも

https://ameblo.jp/narumi-jun/entry-12695756561.html



宝塚を受験した時の私は、

合格できなかったらなんて1ミリも思わず、

なんの根拠も無い自信しかなく、

今思えば怖いもの知らずだった私だったかも知れませんが😅


もし不安で自分が信じられなくなってしまっていたら今の自分はいないと思う。


でも宝塚に入ってからの私は、

出来ないことだらけの自分が悔しくて…

不安になることも、

思い悩むこともあって、

色んな経験と気づきがあって今があります。


今の私だから言えることは、

やはり自分自身の可能性を信じるのに根拠は必要ないってこと。


自分の思いのチカラが未来の自分をつくるって思います



今回のAbout meは、

わりと(笑)マジメな2年間を過ごしてきた

音楽学校卒業〜初舞台。

タカラジェンヌ1年生の頃の私のこと😊✨


写真は先日、

取材と撮影のお仕事で行った宝塚大劇場。


宝塚はいつ訪れても心華やぎます🌸

宝塚駅に降り立つと何だか、夢とロマンの香りがする〜って思うんです☺️✨


しかし、

宝塚音楽学校の2年間は規律ある毎日。

授業はガッツリと芸事に集中で、

夢とロマンの香り〜なんて、

ほんわかしていられない日々を過ごしていましたっけ😆💦



成績で順位がはっきりと決められる世界に飛び込んで、

私は人と比べて自分はどうか?ということを意識して感じるようになりました。


宝塚音楽学校に入ってからの授業ではホントに出来ないことだらけでヾ(ω`;)


何でもできる同期生への憧れと悔しさ、

自分自身の出来なさ加減を知り、

「こうありたい!」と望むことをとにかく実行するしかないと思いました。


それまで自分の価値観なんてしっかり考たこともなかったような。


こうせねばならない!とか、

自分に厳しくあることなんて皆無だったような。


ぽやぽやとしていました私だけれど、

自分がこうありたい!って信じる思いのチカラだけは強かった気がするんです。

何があってもそこだけは強かった。


宝塚音楽学校でこれまでとまったく違う新しい環境の中で、

私は授業科目のすべてにおいてスキルアップせねば!という意識が芽生えて、

私は成績を上げていくことに

「自分の価値観」を見出していきました。


マジメか!でしょ😅

あの頃の私はマジメだったと思う(笑)


根拠を見つけなければ、

私は自分で自分を良し!と認めることはできなくなっていました。


はっきりと目に見える価値を自分に求め始めた1820歳のAbout me😁



出来ないことだらけな私がとりあえず実行したことは、

各科目でイイなと思う子達の真似をする。


これは楽しかった😊

どうすればできる?

観察しまくってちょっとでも近づけるよう真似をすることで、

自分とは何が違うのか見えてくるような気がして。


全然出来ないことがちょっとずつ出来るようになると嬉しかったし、

出来ないことはやっぱり悔しかった。


出来るようになりたいと思う気持ちは私のヤル気を刺激し、

悔しさはバネになりました。


毎日ひたすらに芸事を学ぶ中で、

課題はいっぱいありましたが、

ずっと落ち込んでばかりいられない。

また、顔上げてやるしかない!の日々。


なりたい自分をはっきりと持って、

結果どうなるかは知らんけど、

とにかくやるだけやる。


可能性を信じられない自信の無さが、

ホントの自分から自分を遠ざけてしまう。


やっぱり、

思いのチカラが自分の未来をつくる✨


それでも根拠を求めた2年間。


根拠の無い自信と、

根拠を求める自分の感情と、

そのどちらも私。




余談ですが

実は私、予科生の途中で娘役に転向するか迷ったことがありました😆


私は身長が当時164cm無いくらいで、

同期の男役の中では1番背が低かったのと、

声楽はソプラノの音域だったので先生方から娘役になるのも良いのではないか?という意見があったのです。


でも、やっぱり男役!

私は男役になりたいから男役!


身長低いは諦める理由にはならないって、

そう決めたらこれまた一直線にバリバリの男役を目指す( •̀  •́ )


どう動けばもっと大きく見える?とか、

男役らしさって?とか、

自分の中のコンプレックスを克服するための意識が逆にバキバキに芽生えて、

「なりたい男役」を普段からめちゃくちゃ楽しんで意識していった気がします😊✨


それで音楽学校時代についたのが「若」っていうニックネーム。

演劇の授業中にめちゃくちゃ男役キザって台詞を言ってたら

先生から「よっ!若様!」と呼ばれたのがはじまり。

大関先生。

お世話になりました演劇の先生のひと言でついたニックネームです☺️


私は玄関掃除の長だったので、

「玄関長」「関長」というニックネームがあって、同期のほとんどが「関長」って呼んでくれてたんだけど。

いまだに私のことを若って呼んでくれる同期もチラッといる。

コアなニックネーム😁



音楽学校での苦手科目は日舞😆

バレエとダンスは好きだけど得意ってわけでもなく😅

歌うことだけはずっと好き💗

お芝居することはめっちゃ楽しかった💕


そんなこんなで

私はやっぱり予科・本科の2年間も「なりたい自分」をひたすら目指して突っ走り、

私なりにめちゃくちゃ頑張ったんちゃうかと思うのですが、

成績2番で音楽学校を卒業!🤩


まったく持って男役に出来上がってはいませんでしたが、

なりきり度だけはバリバリの男役で()

宝塚歌劇団に入団致しました😁


はい!(*´▽)ノノ💕

鳴海じゅんの誕生〜✨✨


芸名は自分で決めました。

海のようにスケールでっかい男役になりたいと、字画やら調べて「鳴海」と。

「じゅん」は覚えてもらいやすい響きで😃


芸名が決まるまでにも、

今だから笑えるおもしろエピソードがあるのですが()

ただでさえ長文になってきたのでまたの機会に😁



初舞台は同期生全員で舞台に立たせて頂ける最初で最後の宝塚大劇場公演。

私の初舞台は花組公演「ブラック・ジャック」「火の鳥」でした


懐かしいなぁ、

宝塚歌劇団創立80周年、

宝塚市に手塚治虫記念館がオープンした年に初舞台を踏ませて頂きました☺️

手塚治虫さんの作品が宝塚で上演されました😄



初舞台ラインダンスの振付は謝珠栄先生。

80期生39名のひな鳥たちの誕生🐥💕

輝く未来に羽ばたけ✨✨

斬新な振付が印象的な初舞台でした。


初舞台公演では花組の皆様とお稽古からご一緒させて頂き、

花組の上級生から劇団生としてのご指導を受けました。


同期のまとめ役はこれまた成績順で

1番、2番が担います。

首席で卒業した霧矢大夢と私は上級生に呼ばれてご指導を受ける緊張感たっぷりな毎日😆💦

同期は仲が良くて一致団結していて、

私はいつも皆に助けてもらってた😊


責任あるお役目。

ご指導頂いたことを同期に伝達してというのは宝塚音楽学校の予科生の時に戻ったような厳しさではありましたが、

初舞台を踏んでから劇団で学んだことは舞台に立つ者のプロとしての大切な基本です。


舞台でミスなく。

ステージは常に危険と隣り合わせだからこそ守るべきルール。

周りを意識し、常に配慮ある行動。

華やかな宝塚の舞台人としての意識。

毎日全力、日々向上の心。


お客様へ1ヶ月以上続く毎公演、

同じ感動をお届けするエネルギーを保つことは今も体力的、精神的に強くないとできないことだなって思います。


宝塚音楽学校と同じように、

上下関係や成績順がある世界でありますが、

同期生39名が一致団結しながらも、

個々に芸名でひとりの舞台人として見られる。


各自が責任ある行動をすることを学んでいきました✨



初舞台を踏ませて頂いた花組の皆様は華やか!

スターさん達が眩しすぎるカッコ良さで、

お稽古場から目はハート😍💕

目の前にはキラッキラオーラわんさか✨✨


舞台人としての意識、

なりたい!と思う自分の理想は実践となり、

憧れのお手本となる上級生のお側で学べる幸せったら!!

もう、ときめきが止まらない🤩🙌✨


憧れの上級生に付いて裏方のお手伝いをするという制度が宝塚にはありまして、

私は初舞台公演で春野寿美礼さん。

オサさんに付いてました。


オサさんは気さくでお優しい上級生で、

私のぐっちゃぐちゃな舞台化粧を見かねて()

お化粧を教えて下さったり、

本番の袖でも声を掛けて下さって毎日とても幸せな初舞台でした💖


オサさんの歌声が大好きです❤️

そして、オサさんの魅力オーラ


憧れの上級生の存在は、

また私のモチベーションをバンバン上げて下さる。

下級生は上級生のお側に付いて、

背中をみて学ぶ。

宝塚の良き伝統です😊



劇団に入ってからもタカラジェンヌは研究科〇年生と呼ばれ、

キャリアが上がっていっても同期生は同期。

上級生は1期違えば上級生の方。

1、研21年ごとに年功序列で、

同期の中では成績順でプログラムなど序列は公表されます。


その中でスターへの抜擢✨

舞台の上では序列を飛び越え

個性を見出して頂き配役が決まります。


入団後は研1、研3、研5で実技試験があって

同期の中で成績が入れ替わります。


初舞台を踏んでから組回り制度があって

星組花組での公演を経験させて頂き、

1の試験で私は首席となりました。


そして組配属。

花・月・雪・星

組配属は劇団からのお達しで決まります。

自分の希望とかではありません。


組配属発表の日、

同期全員が劇団の一室に集められて1人ずつ言い渡されます。


私はトップバッターで芸名を呼ばれ、


『鳴海じゅん月組配属とする』


え!マジか!?ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)


発表の瞬間の私の心の叫びは

今もはっきりと覚えているっ😆😁😁


月組配属メンバーは休み無くすぐに大劇場公演の稽古に突入!



そんなわけで、

月組っ子となりました鳴海じゅん🌙


まだまだこれからいろんな経験をしていく20代。


私は思いのチカラだけで突っ走ってきたはずなのに、

ちゃんとやらなきゃ。

結果を出さなきゃ


順位という目に見える根拠を求めることで自分の価値を見いだせるのか?と足掻き始めた。


たくさんの学びある日々を宝塚で過ごす私のはじまり😊✨





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