スパゲッティーカジキマグロのシチリア風 | ミハイルおじさんの料理手帳

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埼玉県狭山市に住んでいるミハイルです。これがおすすめのレシピですというのではなく日々試行錯誤する私の料理メモであります。

長靴の形をしたイタリアの靴の先っぽからほんの少し離れたところにあるのがシチリア島でカジキマグロがとれるので

ご当地ではよく食べているそうだ。

 

船橋市場で買ったカジキマグロ(メカジキ)を使ってケッパーとレモンを使ったソースでスパゲッティーを作った。

 

 

使ったスパゲッティーはジュゼッペコッコというイタリアの高級レストランで使っている高級パスタ。

 

ローマ教皇庁ご用達のパスタだ。

 

 

いろいろイタリアのパスタ料理の本を読んでいるとフランス料理のように絶対にこうしなければならないという決まりは

ないみたいだ。

 

冷蔵庫の中にあるものでちゃちゃっと作るというのはイタリアの家庭ではあたりまえ。

 

たとえばシチリアにはパン粉のパスタがある。

 

貧しい家庭のマンマがチーズのかわりにパン粉を使ったのがはじまりだと言う。

 

オリーブオイルにアンチョビ。そして仕上げに油でカリカリに炒めたパン粉を振ったパスタのようだ。

 

ではミハイルのカジキマグロのシチリア風。

 

オリーブオイルにニンニクと鷹の爪。

 

ミニトマト、ケッパー、カジキマグロ。

 

最後にレモン。

 

ジュゼッペコッコは7~8分のゆで時間。

5分ゆでてからフライパンでゆで汁を加えながら2分煮詰める。

 

塩で味をきめて火をとめてマンテカトウーラ。

 

アンチョビを使ったり、白ワインを使うのもいいと思うのだけれども今回は使わなかった。

 

白ワインは飲んでしまってうちにはなかったし。

 

またレモンを使っているのでバターも使っても悪くはないかもしれない。

 

 

受難週のため食事の量を減らしている。

 

パスタは55グラム。

 

でもマルゼンで先日買った小さなお皿に盛ったのでさみしくない。

 

 

たべおわるとソースがたくさん残るので坂戸オルブロートで買ったバゲットにこすりつけて食べる。

 

ケッパーは賞味期限が過ぎているのでたくさん使った。

 

冷凍していたカジキマグロは冷凍のまま包丁でカットした。

 

四角く小さくカットしたのだけれどもこういった切り方もいいと思った。

 

でもこれだけではお腹はいっぱいにはならない。

 

特盛りのサラダでお腹いっぱいにした。

 

 

サラダはデタラメ料理。かつおが入っている賞味期限切れのふりかけをたくさんかけて長崎雲仙のポークソーセージを薄く切ったものを焼いて加え、マヨネーズとからませて食べた。

 

船橋市場で買ったメカジキはあと一切れある。

 

う~~ん、今度はシンプルに醤油バターでソテーしてご飯と味噌汁で食べてみようかしら。

 

メカジキはまだまだいろいろ料理があるので次回の船橋市場でも買おうと思う。

 

たしか3切れで550円・・・500円か、どちらかだったので安い。

 

ああ、そうそう・・・ジュゼッペコッコだけれども、7分~8分でしっかりとしていて硬い感じがする。

 

もちもちとかのどごしのよさとかそういったタイプではない。

 

いろいろ買った高級パスタの中ではどうもわかりづらい。

 

ローマ教皇庁ご用達というので期待しすぎてしまったのかもしれない。

 

いつも思うのだけれどもたとえば名古屋のうどんは硬いという。

 

自分は武蔵野うどんで有名な狭山に住んでいてうどん通がいくような専門店に行ったことがあるのだけれども、

そこはうどんは硬いですとはじめに女将から説明があり、はじめての人はやわらかめで食べたほうがいいので

どうしますかと言われた。

 

鶴ヶ島か坂戸にある店だった。

 

普通のゆで加減で私も母も食べたのだけれどもけっこう硬かった。

 

イタリアでパスタを食べた人からきいたのだけれどもやっぱりイタリアのパスタは硬いという。

 

パスタ通ならジュゼッペコッコのよさはすごくよくわかるのかもしれない。

 

 

私はうどんもパスタもやわらかいのが好きなのでこのまま自分が美味しいと思うように調理しよう。

 

そのうちこういった高級パスタのアルデンテ感っていうのもわかってくるかもしれないね。

 

では・・・また明日。