【なるほどう】

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武術的心体操作法 古伝魂アマナ

【なるほどう】は心体操作による武術の「攻防活用自在」をテーマに「誰でもできる、誰も傷つけない」護身術と痛みを軽減させたり介護にも使える生活に役立つ心体操作法の習得を目指します。

「古伝体術」「魂(たま)合氣」「氣功術アマナ」の技を融合或いは使い分け、力のぶつかり合いが消える事で護身術や介護に使える心と体の操作による不思議な「武術」です。


自身が空間と調和する波動になり心身共に相手と対立しないようになると、力のぶつかり合いが発生せず、触れていても離れていても、相手は力が抜け簡単に倒れたり意のままにに誘導できたりします。


力一杯押さえつけてきたり或いは殴り掛かって来る相手を、いとも簡単に動かしてしまう「心氣」と「身体」による武術的心体操作術を通じて、強さや勝ち負けではなく"術”を学ぶ事で皆で楽しさを共有する場になる事を願っています。



*古伝体術:中野由哲先生が創始された神技級の身体操作による武術。
*魂合氣:故 大野朝行先生の創始された気や波動を使った合氣道。
*気功術アマナ:【なるほどう】設立者の私が開発した氣功を使った技法。

日頃より「気功術」の「氣」って何だ?と思っていました。

カタカムナや保江邦夫教授の本や動画を見ていて「これだ!」と思ったのが「空間=神」説です。

古来より八百万の神として山や木、岩などを神と見立て手を合わせてきました。

「祈り」=「願い、意識」を持つことでフォトン(光の素粒子)が人から放出され特定の場所に集まり「祈り、願い」をかなえる存在=神が生まれたということです。

これは空間に神が生じたのではなく空間そのものが神、という考えです。

「気功術アマナ」の相対稽古を行うと、様々なパホーマンスを行いますが「相手の力を抜いてくれる目に見えない存在」が実際に実在します。

「相手の力が抜ける」という「思いを持つ=祈り」が「自分の周りの空間」=「神」に伝わりその空間が「相手の周りの空間」に「思い=祈り」を届け実行される、らしいです。

 

これを実体験するために、仰向けに寝てもらいその人の片腕を持って上半身を起こしてみます。

腕や人に意識がある間は腕と肩だけ動き、体は起き上がってきません。

人物を無視してその人の周りの空間の中心線(正中線)に意識を集め正中線を持って空間を持ち上げるよう動きます。

そうすると力を使わないのに、体がよじれることことなくフワっと上半身が上がります。

この空間操作を念頭に「氣」の実感稽古の相対稽古を行いました。

 

一休みした後、身体操作の稽古に移ります。

今まで「緩み」稽古を腕だけ、鼠径部だけ、と部分的な操作稽古を行ってきましたので、今回は体全部を緩ませた「タコ踊り」で相手をあしらう稽古を行います。

この目的は、上手く相手をあしらえている時、それぞれの関節の「抜き」はどうなっているか、「鼠径部」はどう使っているかを確認してもらうことにあります。

結局、体すべての「挙動一致」「連綿とした動き」でないと技は掛かりませんので全体で理解してもらいたかったのです。

 

「投げ」の種類を変えて今日の稽古の総復習をやってみました。

 

【なるほどう】武術的心体操作法 古伝魂アマナ (amebaownd.com)

猛暑です。

あまりに暑いので準備運動を上段回し蹴りだけにして、実際にミットを蹴ってもらいます。

その後、座技に使える柔道式受身をみんなでやりました。

汗が止まらず、立ち受身は次回に持ち超しです。

 

みんなの苦手な「力を抜く」稽古です。

腕を掴まれたら、相手の力とぶつからない様「力を抜き」ます。

最初は「水」をイメージしてやってみましたが、今いち皆さんに刺さらなかったみたいです。

「脱力」のイメージで行うと腕が下がってしまい相手に情報を与えてしまうので、腕の位置を変えず腕の「気配を消す」ことに集中します。

そうすると、腕だけでなく全身が弛みます。

相手は掴み所、トリガーがなくなり不安定になるため簡単に動かすことが出来ます。

まだまだ皆さん、時間がかかりそうです。

 

ひと休みの後、氣の共感稽古を始めます。

気功玉を作り「氣」を感じてもらい、「氣」で繋がって相手を誘導します。

 

この後、上半身を片腕でやすやすと起こしたり、抵抗されることなく誘導したりする介護に応用できる操作を学びます。

 

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武術には基本稽古や相対稽古以前に、すべての根幹となる基礎鍛錬があります。

基礎鍛錬は退屈で辛くて時間の長い訓練なので、身体操作教室で毎回開始直ぐに1時間、2時間これをやっていたら瞬く間に生徒がいなくなってしまいます。

 

【なるほどう】は原則「教室」のつもりなので、基礎鍛錬は行いません。

しかし生徒の中には本気で「武術」習得を志している人もいるので、自宅稽古としての「基礎鍛錬」を案内しました。

 

マノスベの姿勢から気の巡りメソッドをやり、次に気を通しながらの立禅(站椿功)を1時間、そのあと10mを30分かける動禅(練『ネ』り、這『ハイ』)を行います。

これらを毎日何年も続けると、心身に劇的な変化が生じます。

すなわち、気を操り地に根が生えたような盤石の足腰となります。

 

基礎鍛錬の説明の後は、脱力稽古として「合気上げ」、座り稽古のついでに座技における受身を説明します。

 

受身稽古の話から立ち受身の稽古に進みます。

初めて受身を学ぶ生徒が多いので、取り敢えず「前転」から始めますが先輩の「立ち受身」を見て、高さはありませんが直ぐに「立ち受身」が出来てしまう生徒が現れます。

女性では殆どお目にかかったことがないので、再び「若さ?才能?」問答が始まります。

 

この後、気の実感相対稽古に移行します。

気合、指差し、目打ち、祈りなどなど様々な種類を行います。

疑心暗鬼、身勝手の状態でやるとさっぱり相手を動かすことが出来ませんが、気功玉を作ることが出来たという気に対する自信・確信を持ち、相手と繋がり、ミを入れて施術すると簡単に相手が動いてしまいます。

成功体験の数が増えると、どんどんスムーズになっていきます。

 

家族、友人知人を巻き込んで道場外稽古を熟(こな)し、出来て当たり前のところまで高めていってください。

 

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今日はハイスペックの心体操作技術を持った方が体験に来てくれました。

例えるならば、義務教育の学校に大学院を目指す大学生が生徒としてやってきた!って感じです。

伝わります?

 

【なるほどう】は武術並びに心体操作の初心者にその基本且つ日常生活での活用に十分な技術の指導を行う場であり、神業レベルの武術習得を目指されているこの方の希望に沿う事が出来ません。

残念です。

心水会・中野由哲先生の「古伝体術」なら、この方でも十分満足ができるのではないかと思います。

 

余談ですが、かつていち武術家として神業の習得を志し中野先生に古伝体術を学ぶべく横浜まで何度も通い、いつしか自分の道場を持つに至りました。

武術初心者ばかりの生徒達を迎え教伝を開始したものの、初心者ゆえ当然ですが古伝体術の基本すら全く身につかず、これを打開すべく教伝方法を様々に模索しているうちに、私自身も稽古相手がいないため超繊細な技術をどんどん忘れていってしまう事もあり、【なるほどう】を経営するにあたりこのような神業レベルの高難度技術が果たして必要であろうかの思いが頭に浮かび始めました。

 

いち武術家から指導者に立場が変わった以上、その目線で事をなすべきとの思いから「日常生活で誰もが使える心体操作の教伝」を目指す事とし、古伝体術の基本と更に気功術を取り入れ指導内容を変更いたしました。

そうしたところ、これまで何もできなかった生徒が瞬く間に技を掛かられる様になり、この方向でいいのだと確信し今日に至ります。

 

今日は身体操作や脱力など、ドタバタととりとめのない稽古内容になってしました。

 

メインに氣の実感と応用についての相対稽古を行いました。

この稽古を初めて行う生徒ばかりでしたが何とかそれなりの成果も出せて、こんな稽古の積み重ねで自分でも気を扱う事が出来るという事を「半信半疑」から「確信」に至って欲しいと願っています。

 

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先週は気功玉を作って気を練る稽古をしました。

そこで今週は、氣の共感力を養う稽古を行います。

今週はたくさんの生徒がいますので、相手を変えていろいろのパターンをやってみます。

 

 

今月に体験、入会したばかりの生徒たち、特に中高生姉妹の二人は、氣の稽古がすぐにできてしまうことが多くて私は冷や汗タラリです。

今週に予定していなかった稽古内容を次々に前倒ししなくてはならず、焦ります。

この二人、若さゆえ??  能力??

 

ドリンクタイムの後は、身体操作編です。

 

一軸不安定や接点を動かさない、脱力及び氣による「ムスビ」などを行います。

武術に全く縁のなかった武術初心者が、合気柔術ではおなじみの「合気上げ」の様子を見て、無言で目を見開いて立ち尽くす姿が「う~ん、新鮮!!」。

 

やはり身体操作は難しく、一朝一夕にはできないようです。

時計を構成する歯車たちが一気に連続して動き出すように、習い覚えた複数の動作が「ムスビ」「抜き」をきっかけに止まることなく等速で動いていかねばなりません。

これを習得するには時間は掛かりますが、倦(う)まず弛(たゆ)まず稽古に励んでくれるよう願います。

 

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