日頃より「気功術」の「氣」って何だ?と思っていました。
カタカムナや保江邦夫教授の本や動画を見ていて「これだ!」と思ったのが「空間=神」説です。
古来より八百万の神として山や木、岩などを神と見立て手を合わせてきました。
「祈り」=「願い、意識」を持つことでフォトン(光の素粒子)が人から放出され特定の場所に集まり「祈り、願い」をかなえる存在=神が生まれたということです。
これは空間に神が生じたのではなく空間そのものが神、という考えです。
「気功術アマナ」の相対稽古を行うと、様々なパホーマンスを行いますが「相手の力を抜いてくれる目に見えない存在」が実際に実在します。
「相手の力が抜ける」という「思いを持つ=祈り」が「自分の周りの空間」=「神」に伝わりその空間が「相手の周りの空間」に「思い=祈り」を届け実行される、らしいです。
これを実体験するために、仰向けに寝てもらいその人の片腕を持って上半身を起こしてみます。
腕や人に意識がある間は腕と肩だけ動き、体は起き上がってきません。
人物を無視してその人の周りの空間の中心線(正中線)に意識を集め正中線を持って空間を持ち上げるよう動きます。
そうすると力を使わないのに、体がよじれることことなくフワっと上半身が上がります。
この空間操作を念頭に「氣」の実感稽古の相対稽古を行いました。
一休みした後、身体操作の稽古に移ります。
今まで「緩み」稽古を腕だけ、鼠径部だけ、と部分的な操作稽古を行ってきましたので、今回は体全部を緩ませた「タコ踊り」で相手をあしらう稽古を行います。
この目的は、上手く相手をあしらえている時、それぞれの関節の「抜き」はどうなっているか、「鼠径部」はどう使っているかを確認してもらうことにあります。
結局、体すべての「挙動一致」「連綿とした動き」でないと技は掛かりませんので全体で理解してもらいたかったのです。
「投げ」の種類を変えて今日の稽古の総復習をやってみました。