日清戦争後の好景気が終わって....お金の動きが鈍化してきてる。恐慌の足音が聞こえます。
神戸の病院に雁助さんを見舞う一同。何も告げず加野屋を去った雁助さんに、「怒ってますのやで」と榮三郎君。「生てはるみたいや」と言う亀助に、「生てはります❗️」とうめ。ピクリとも動かへん雁助さんを見て、今にも起き上がって「何してますのや❗️」と喋り出しそうや...言うて泣き出す亀助。「泣いたらあかん❗️」自分も泣きそうな榮三郎。
「ふたりとも、落ち着きなはれ....子供みたいになってしもて」宥める新次郎さん。亀助さんは丁稚になってから、榮三郎君は...それこそ物心ついた時から、加野屋に居てた。いや、居てるのが当たり前で、頼りになる存在やった人の姿見て....子供に還ってしもた😔
マッチ工場は、雁助さん1人の信用で保ってた。その借入金は、二千円(約8.00万円)😨でも、雁助さんが倒れて以来、資金が回らなくなって、直ぐに雪だるま式に増えてしまうやろ....😔弱音吐く亭主に、「愚痴零してんと、工場行かな」と言う娘。娘さんの方がしっかり者やな😅
「お金返せて言うてる相手は、雁助が倒れたら、工場はあかんようになると思てんねやろ」と、新次郎さん。病室から出てきたうめに、残るように言います。一度大阪に戻って、お金の事を相談しなくてはいけません。榮三郎君には、「雁助に何かあったら、知らせて欲しい」と頼まれて、うめが残る事になりました。複雑な立場やで😱
へぇさんに言わせると、「4千円、5千円は、ぽんと出せる金額やない」けれど、雁助は「身内」....冷静さを欠いてる榮三郎君。ひとつ運が悪い事故が起きただけで、何もかも崩れてしまうとは....考え込む新次郎さん。
夜遅くまで事務所に残り、仕事を片付けてるあさちゃん。榮三郎君は、維新の時、正吉さんが倒れた事を思い出します。あの時はまだ子供で、何も出来なかったけど、「お義姉さんと雁助が」気張ってくれて乗り越えられた。けど、小さいとこは、代わりを務められる人間がいてるとは、限らへん。
主人が倒れても、残された従業員や家族が、困らんようにしたい....生命保険事業に目を向けるようになるのでしょう。「経営者が達者で働く言うんは、大事」です。
病室に、雁助さんの元妻のツネさんと残ったうめ。
厚かましいお願いをした....お金貸してくれやなんて。もし、雁助さんに聞こえてたら、「えらい怒らはるやろ」家族に見せる顔と、仕事で見せる顔が違うのは、良くある事。だから、ツネさんには、眠る雁助さんの顔が「なんや、えらい怒ってるみたいな顔してる。眉間にこう...皺寄せて😩」て見えてしまう。
「もし、聞こえてるんやったら、一家の皆さんや、お仕事の心配してはるんやろ」と言ううめ。
雁助さんは、家に帰って仕事の事ばかり考えてて、家庭を顧みる事はなかった。別れた奥さんを身勝手な女や...と言うのは容易い。お金が要る時ばっかり....と。でも、今の時代でも、女が1人で子供を育てるのは、大変や。養育費払わない男が、殆どやし。
この時代(雁助さんらが別れたのは、江戸時代😱)に、女が働くとこ、あったんやろか❓雁助さんも、勝手に出て行った...言うてたから、養育費払ってないかな❓😩それでも、必死になって育てた娘が病になった時...奥さんは意地よりも何よりも、娘さんを助けたかったんやろ。だから、別れた夫に手紙を書いたんやろ....と思います。
あくる日も、工場に行く雁助一家に代わり、病室に残るうめ。よのさんから渡された折り鶴を、枕元に飾ります。誰もいない2人だけの病室で....ぽつりぽつりと、抑えていた想いを語るうめ。「もう一遍目覚まして、声聞かして」
そんなしっとりとした空気なんか....吹っ飛ばして、あさちゃん登場‼️😅いきなり雁助さんの手を取って、マッサージを始めます。デリケート無いのは、承知の上のあさちゃん。刺されて意識不明やったのに、「何で生きかえったんやろ⁉️」と先生に訊いたら、「旦那様がずっと話しかけてくれてた」のと、「千代がこないして、マッサージしてくれてたから」それが良かったんやないか❓て言われた。だから....うめと2人で話しかけながら、マッサージをします。
雁助さんの手は、ごっつうて、働き者の手。「それにしても、何でだす❓」うめが問うのは....。