オテロを聴くなら。 | 古時計など、もの集め

古時計など、もの集め

時計収集に凝ってました。現役、アンティークなどなど。今では、もうその頃現役の時計も皆古時計です。最近はほとんど時計を買っていません。欲しいのもありますが、高くて買えません。

オペラ嫌いだった僕が実際に聞いたのは若く16歳で、某日本オペラで、寝ました。


何故行ったか?

は、高校が変わっていて、毎年歌舞伎や能を観に行きました。
歌舞伎はそもそも、能は気に入り京都で面買いました。

西洋派の我が家は気に食わずオペラに連れていかされ、更に聴かなくなりました。

1985年、1か月以上、ヨーロッパ放浪2回目はギリギリ最後、ミラノ・スカラ座でオペラ始まり、安いのでオテロ聴きました。

衝撃は指揮者忘れましたがドミンゴです。
冒頭で

恐れ入り、オペラ探索が始まりました。

それから、LD.プロジェクター、DVDなどはオテロ再現の為でしたが、85年の感動は体験できません。

今、オペラはドン・ジョバンニなどモーツァルトを持ち最高と考えますが、聴く分にはオテロは良いです。

90年頃のショルティ、ドミンゴはDVDでも、画像もまずまずですが、CDで聴きますね。

しかし、最高のは

カラヤンとモナコ

の1961年のです。

オテロの話は陳腐で主人公が寂しくなるので、冒頭、オテロがピーク時の出だしが好きです。

ドミンゴに対し、モナコの凄さが感じられますが、歌手は少ないんだなと、痛感してます。

ドミンゴも長く君臨し引っ張ってましたが、なかなか後が出ないからです。楽器とは違います。


モナコのオテロは、一聴の価値はまずあります。
カラヤンはオペラでは案外押し出し抑え名演ですが、やはり厚くモナコ以外ならオケが押してかな。