何故行ったか?
は、高校が変わっていて、毎年歌舞伎や能を観に行きました。
歌舞伎はそもそも、能は気に入り京都で面買いました。
西洋派の我が家は気に食わずオペラに連れていかされ、更に聴かなくなりました。
1985年、1か月以上、ヨーロッパ放浪2回目はギリギリ最後、ミラノ・スカラ座でオペラ始まり、安いのでオテロ聴きました。
衝撃は指揮者忘れましたがドミンゴです。
冒頭で
恐れ入り、オペラ探索が始まりました。
それから、LD.プロジェクター、DVDなどはオテロ再現の為でしたが、85年の感動は体験できません。
今、オペラはドン・ジョバンニなどモーツァルトを持ち最高と考えますが、聴く分にはオテロは良いです。
90年頃のショルティ、ドミンゴはDVDでも、画像もまずまずですが、CDで聴きますね。
しかし、最高のは
カラヤンとモナコ
の1961年のです。
オテロの話は陳腐で主人公が寂しくなるので、冒頭、オテロがピーク時の出だしが好きです。
ドミンゴに対し、モナコの凄さが感じられますが、歌手は少ないんだなと、痛感してます。
ドミンゴも長く君臨し引っ張ってましたが、なかなか後が出ないからです。楽器とは違います。
モナコのオテロは、一聴の価値はまずあります。
カラヤンはオペラでは案外押し出し抑え名演ですが、やはり厚くモナコ以外ならオケが押してかな。