クラシックは古典と言う意味ですが、
今主流のクラシック音楽はヨーロッパの貴族やブルジョワに、金が集まり楽器が進化した
19Cの上流階級向けに流行した音楽です。
なので胎教に良いとか頭が良くなる
など嘘です。
その前、ヨーロッパには宗教音楽から派生したバロック音楽がありました。
イスラム圏では積極的には音楽は無かった
が、キリスト教は像からなんでも、ローマ宗教並になり、音楽は賛美歌中心に発達。
イスラムはクルアーン守り、音楽は発達せず。
中国は殷から音楽は盛んで明までは上層階級により保護されました。
清は満州民族で音楽があまり盛んでなく、大衆文化になってしまい、余り進化しなくなります。
残る文芸は発祥はともかくとして、上層階級に支えられたもの、が、歴史的です。
17Cからは音楽進化は確かに西欧なのですが、上流階級が支持したからです。
恐らく、絵画同様、音楽も時代により次第に淘汰されるのでしょう。次第に時代が古くなると演奏されなくなり、少しだけ残ります。
バッハ 1700ごろですが今、蘇りしきりに演奏されます。
ただバッハが現代みたいにずーと愛聴されたわけではありません。
絵画のフェルメールみたいです。
所謂古典、クラシックの時代で19cよりちょっと前には
ハイドン 1750-1800
モーツァルト 1790ごろ、まぁ19Cに入るとこ
映画にあったように、モーツァルトは唯一でなく、オペラはまあ成功。大事な管弦楽や室内はサリエリなどと、同等でしたが今サリエリなど誰も聞きません。
さて、19C前半に
ベートーヴェン、
シューベルト 、
メンデルスゾーン、
ベルリオーズ
19C後半に
ブラームス
マーラー
ドヴォルザーク
と、交響曲では居ます。
ピアノもこの間にピアノになり、ベートーヴェンからピアノ曲でしょう。
モーツァルトのはニュアンスが出せない、強弱楽器でした。
ピアノはベートーヴェン、ツェル二ー、リストの子弟関係感に完成に近づきリスト、ショパン時代はかなり現代的ですが、実際見ると小さい。
リスト博物館で感じましたが家にピアノ10台とかグランドが置けるサイズです。ショパン愛用のプレイエルは演奏した事有りますが、
音が響かない。
鍵盤が軽い。
モーツァルト時代はより軽く、凄まじい速度で弾くのが判りますが、ショパンすらエチュードとか指定速度は現代ピアノでは難しいです。
下手だからかって。そうですね。正に。
楽器の進化が作曲を促したか?
新たな楽器への新たな挑戦か?
管楽器は全く違う為、その楽器に作曲とかあったようです。
逆にモーツァルトにフルートやホルンが少ないのは、リコーダーみたいな音だったからです。
この100年に一気に作曲され、西洋の蓄積されてた、メロディーは使い果たされ、20Cになると、なかなか以前と違うのが難しくなり、果たして20Cの作曲は残るか?は疑問です。
20cの音楽は、大衆化され現代大量に記憶にありますが、世に残っていくのはあるでしょうか。
名曲と言われるポピュラーも既に殆ど陳腐になり、インドや中国のメロディを取り入れてます。
まあ何かが残るのだと思いますが。
クラシックの流儀の延長とはいえ、ショスタコやプロコフィエフ好きな人は少ないです。
チャイコフスキーは僕は余りに甘い。ので残らないのではと思っていますがどうでしょう。
この19世紀の100年でも、前半は小規模、次第に大規模になり、楽器は澄んでいきます。
逆に言うと、西洋クラシックのメインは19Cのもので、社会的、楽器の進化が推し進めたのでしょう。
現代は大衆社会で、貴族的な国はないですが、どこからか普遍な音楽は生まれるでしょうかね?
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