カラヤンの功罪 | 古時計など、もの集め

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時計収集に凝ってました。現役、アンティークなどなど。今では、もうその頃現役の時計も皆古時計です。最近はほとんど時計を買っていません。欲しいのもありますが、高くて買えません。

カラヤン


一時より見直されてます。

枯れた古楽器ブーム去り、分厚く華麗な音だからでしょう。

カラヤンはフルトヴェンーの後のBPOの主任で長く帝王と言われました。

フルトヴェンーはカラヤンはWWIIから軽薄、またナチスではゲーリング派、ゲッベルス派で分かれてましたが、フルトヴェンーはカラヤンの音楽は観ていたから、後継にしたくなかった。

目付けたのは若いチェリビダッケ  です。

が、チェリビダッケは田舎オケを鍛えてなんぼ、

で、BPOの音が死にますから、嫌われるカラヤンが次になります。

チェリビダッケはしかしBPOのは一聴です。

後の、流れが無いチェリビダッケ  とは違います。


カラヤンはフルトヴェンー同様、団員に自由にやらせてます。

フルトヴェンーはこの指揮者についていく、と言う意思がBPOの全盛期。

カラヤンは金です。カラヤン自体ソニーと仲良しで、クラシックから一番稼いだでしょう。

そのカラヤン傘下の団員は、室内楽など作り稼ぎまくってます。

その為、ソロにもなれる腕になりました。


カラヤンは60年以前はBPOだけでなく、フィルハーモニーなど演奏し、

中々良い。

60年のBPOのは廃盤だらけで、ボックスが良いです。

再販で同じですが僕のは安かった、

華麗な音。まだ、平坦どない。

70年代最高と言われ、BPOの音は華麗さがまし、しかし環境音楽みたいに、平坦になります。






カラヤンにはSACD有りますが、

実際
リマスターなら余り変わらない。

ハイレゾのDSDは密度濃いが、96kHzでもFlakは価値ない、と感じました。

70年代がカラヤンサウンドの典型で、華麗、抑揚が甘い。

僕がアンチカラヤンなのは70年代のに寄ります。



80年代は、末期カラヤンで、日本に来ると高校ながら、必ず行きました。

つまり僕は本来、ラブカラヤン❤️だったのです。

が、LP, CDでクライバー、ケンプ他古き大家聴き、次第に離れていきました。



カラヤンは曲解釈は熱心でしたが、音の美しさの追求に走り過ぎ、他の指揮者も似ました?

流れは有ります。これは、ピアノでは音追求で音楽が流れない、ミケランジェリみたいのとは違います。

タメがなくフルトヴェンーなど聴くと、カラヤンはどんな曲もカラヤン。


カラヤンの後継は小澤でしょう。似た傾向有ります。

カラヤン若い時は。


1938-60   タワーレコード



チェリビダッケ  の若い時BPOの後継一位のとき、


近年に繋がるか?

は?でかなり違います。


カラヤンは、クラシック音楽家が稼げること。

BPOサウンドを華麗にしたのはポジティブです。


一方で余りに団員と遊離し、此れはいかん、と感じたコンマスとも離れてました。

今のフレンドの指揮者と違います。

さいごの貴族的指揮者でした、