この電車は貸し切りとなっております。有川浩「阪急電車」を読んだ方以外はご乗車になれません。
京都の友人と二人で、阪急電鉄今津線に乗ってきました。
前日に、友人宅で二人して「阪急電車」を熟読。
本当にあるかどうか、というか行くところをピンクの付箋、電車の中から見るのを青の付箋、と分けて本に貼り、何でもないところは駅名を撮るということになりました。
京都から大阪経由宝塚行き。
西宮北口から一旦宝塚まで行き、それから順にたどるということになりました。
一番初めに宝塚までに行く間に、青付箋を一度確認しようということに。
そんな感じで今津線に乗って、まずは仁川~甲東園間。
田舎育ちだけれど、はじめはどこかわからずきょろきょろ。
この坂じゃね?と思った時には、「ゴンちゃんスゲー」ということに。
いや、電車の車内から見るにあれがワラビの枯草だとは分からない。
確かに茶色い枯草がドットのように斜面にありはするけれど、よくわかったなーという感じ。
そして、宝塚南口~宝塚間。
川の中州の「生」の字は、映画の後、またなくなってしまったと聞いていたので、川の中州を見るだけだろーなぁと思ったら。

あ っ た
「生」の字ありました。
この写真は翌日改めて取りに行った写真。
はじめ見つけた時には本当に呆然として、固まりました。
そしてにやけがなかなか収まらなくなりました。
まさか。ないと思っていたのにあったので心底びっくりしました。
宝塚駅で降りて、河川敷を歩き、再度確認。
生の字だ。
うわー!!!!!!
さらに「絆」も。

感動しました。
一発目でこれかーと。
そのあと、仕切り直して、
歩いて清荒神駅まで。

ここは、正志さんとユキさんの通う図書館がある駅です。
というわけで、図書館にも行ってきました!!

自分のところと違う図書館てなんだか不思議な感じがしますよね。
ここで、有川浩さんの本を探しましたが、何と見つからない。
どの棚に行ってもない。
かろうじて見かけたのは「別冊図書館戦争Ⅱ」だけという。
まさかないなんてことはないよねー?
ということで、検索機のまえで「アリカワヒロ」を検索。
数十件出てきました。
アンソロからライトノベル、メディアワークス、単行本すべてそろっている状態。
しかもどの本も数冊ずつあるという……
有川さんの愛され方に感嘆しました。地元強し。
さて、清荒神駅をでまして、宝塚駅へ舞い戻り。
噂の人の字を見て。

さぁ、生の字!
再度見ました。
二人そろって、川のところで振り返る。
すごくドキドキしました(笑)
宝塚南口駅で駅名を撮り。
逆瀬川で降りて、階段を上り下り。
正志さんががんばって駆け上がった階段を上がり。
おばあちゃんとあみちゃんが急いで降りたようにおりました。
そして小林駅。

6月ではないのでツバメはあきらめてましたが、道を小説通りにたどってみました。
「改札を出て、アスファルト舗装の道路を降り始めると、すぐに左脇に逸れるレンガ道があった。自転車がたくさん止まっているその様子で話から、入って奥に小さなスーパーがあった。」
ありました。まさに小説通り。

フレスコでした。
私は中部なので初めて知りましたが、関西ではスーパーといえばフレスコ・イズミヤだそう。
残念ながら、傘はつってありませんでした。
でも、嬉々として中へ。
手作りおにぎりを探してフラフラ。
レジ前付近だと書かれていたのでなんとなくそちらの方へ行くと。

ありました!!
わざわざこの看板を立てたおにぎり!
残念ながら、梅しそではありませんでしたが、塩サケのおにぎりとお茶を持ってレジへ。
これまた、表のベンチでおにぎりを頂きました。
おにぎりの塩鮭は、真ん中にかたまって入れてあるのではなく混ぜ込みごはん。
それこそ塩味があまり強くなく、素朴な味でした。
さて、さらに小説通りに大型スーパーのほうへ。
こちらは、行く道が書いてなかったので分かれ道で若干ど惑い。
「祥子さんはどっちから行った!?」と、交差点で二人して小説を開きだす始末。
結局見えている方へ向かったとのことだったので、何となくで行きました。
ついた大型スーパーはイズミヤ。本当に普通のスーパーでした。
関西でスーパーといえば……と先ほど言いましたが、有川さんは本当に一般的なところを持ってきているなぁと思います。
2階の服飾までエスカレーターで上がり、そのまま降りて。
スーパーの周りをぐるっと一周。
赤と白のコントラストは見れませんでしたが、赤の椿は咲いてました。
いい感じ。
「大型スーパーの敷地をおおむね一巡したのでそのまっすふ続くピンクと白をたどりながら駅の方へ向かう。」~~「同じ道ではつまらないと、と思ってさっき下った坂道はスルーして、一本先の道を先を方向に入ってみた。案の定、奥にパンダグラフの線が見える。その道の突き当りが改札を出たとき二股に分かれていたレンガ道に繋がっていた。」
がわからず、立ち往生。
こっちか?こっち?
といいながら、また小説を開き確認しながらなんとか小説通りの道へ。
パンダグラフがわかりませんでした。白黒というより灰色だよ!
と、道をたどりながら、駅へと戻る道に行くと、反対方向から小学生が。
全身(制服から手提げ鞄・ランドセル)指定の格好をした小学生の女の子たちがやってきました。
電車乗って帰るんだーとその時は妙に感心していましたが。
ふと、ホームで彼女らが階段から降りてくるのを見たら。
「翔子さんとしょうこちゃんのシーンてどこの駅だっけ」
「え」
!!!!!!
例のシーンです。
翔子さんとしょうこちゃん。
まさにここじゃないか、と。

この写真は、翌日取り直したもの。
電車を待っている間、正に小学生が例の場所で話してたりするので、すごく雰囲気がありました。
この小学生が本当にモデルじゃないのかとも疑い始め、友人と二人で映画の画像検索に。
目の前にいる子供たちは、青色基調。 映画の中のしょうこちゃんは灰色基調でした。
さて、
仁川駅へ来まして。
すでに小学生たちが変える時間帯であったため、ゴンちゃんたちの山菜取り下見を行きの仁川駅ですることに。
仁川駅の河川敷は確かに整備されていなくて、生えなくもない状態でしたが
「ここに生える?」「いや、生えるか?」
などと言い合い、結局は下りずにその先の別の川沿いを散歩して又帰ってきました。
そして甲東園。
仁川駅と甲東園駅の間の角度45度は2日合わせて計5回見ましたが、
やはりあの速さで見つけるのはいささか難しい気がしました。
門戸厄神駅では、これまた駅名を撮ったのですが、
ここはあえて映画に出てきた経て看板のほうで。

ただし、立て看板の横にベンチはありませんでした。
??
と思って、小説を確認すると。
「ひとまずベンチに座らせてもらい、痛みの山を越えるまで体を折りたたむ。」
とある。
映画撮影用の場所だったんだなーと思い、
じゃあ小説の場所は、あの自販機があるあたりかなぁと憶測したりしました。
映画のためとはいえ、こちらの看板のところにベンチがなかったのは惜しかった。
というか、映画もう一回見たくなりました。
さて、門戸厄神を過ぎ、いよいよ西宮北口駅。
来るときに一度きてはいましたが、ここはなんたって折り返し地点。
・ゴンちゃん・圭一君→鳥居&コープでたこ焼き
・悦ちゃんたち 31でトリプル
を目的に、いざ出陣。
まずは鳥居。
「改札を出てショッピングビルにつながる屋根つきの通路である。2棟が対面に立っているビルに湾曲してつながるその通路の途中で手すり際により、圭一がそこから見えるシンプルな白いビルの屋上を指さすと、美穂ちゃんも手すりから身を乗り出して圭一の指差す先を見た。」
探しました。
とりあえずショッピングビル。と思い、おそらく悦ちゃんたちがいく31もあるであろうそこは、東口からつながっているということで、東口へ。
で、建物はどこだろうときょろきょろしていると、友人が見つけてくれました。

例の鳥居です。
ショッピングビルの進行方向ではなく、ショッピングビルから改札へ行く方から手すり際によるとよく見えます。ただ、何の気なしにこの通路を使ってたら見つけられないものでした。
頑張って背伸びしたよ!
さて、お次はお二人さんの「コープでのたこ焼き」初デート実行するべく、そのままショッピングビルのほうへ。
あいにくその日は棚卸で食べれませんでしたが、翌日行ったリベンジ戦で食べてきました。
道頓堀くくるは、地元にもあるたこ焼き屋さんだったので久々においしいたこ焼き食べました。

そして、31。
初かでもないこの時期にさすがにトリプル半額はなく、どちらかというとその場で宣伝されていたワッフルコーンのイチゴがとてもおいしそうでこちらを買いました。

これも大変おいしかったです。
さて、ここで今回のブログタイトル。
映画化された「阪急電車」のタイトルは「阪急電車~片道15分の奇跡~」でしたが、
今回この「阪急電車」の旅の片道所要時間は3時間でした。
通りでここまでブログが長いわけです。
そうして、折り返して、また小林駅へ。
今度は、しょうこさんとミサが機微を味わった話で盛り上がったであろうファミレスへ。
「『駒の道まで出てもええですか?ランチライムでケーキセット頼むとコーヒーお代わり自由のイタリアンのファミレスがあるんです』」
「『ええと、駒の道って……』」
「『中津浜線です』」
「『あ、わかったような気がする。交差点を渡らないで業務用スーパーの角を右に曲がるのよね?』」
という、会話を頼りに、イズミヤのそばにある地図や先達のブログを頼りに、イタリアンのファミレス、もといジョリースパへ。
あいにく既に日暮れで、ランチタイムでケーキセット、とはいきませんでしたが、ほぼ達成できた「阪急電車」の旅に満足し、夕食にスパゲッティを頂いてきました。
この後、帰り道を間違え、往復とならずに西北から帰り、翌日小林駅やら生の字やらたこ焼き屋らのリベンジに行ったわけです。
あ、宝塚駅の人の字もね。
以上、「阪急電車」の旅でした。
ご乗車ありがとうございました。