森友問題のデマを検証 | 大人のための政治教室

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森友学園における財務省文書改竄問題について、自殺した職員の妻が岸田首相に直筆の手紙を出しました。また、その手紙が国会の代表質問にて立憲民主党辻元清美衆議院議員に読み上げられました。

 

そして、Dappi問題も徐々に詳細が明らかになっており、小西洋之参議院議員の名誉を棄損したとされるツイートも文書改竄問題関連であることがわかりました。

 

 

名誉棄損であると思われるツイート

 

 

1.Dappiの言い分は

杉尾秀哉参議院議員と小西洋之参議院議員が近畿財務局を訪れ、赤木さんを恫喝するなどして脅し、そのことが原因で赤木さんは自殺してしまった。このようにDappiは言っています。

 

 

2.事実は

そもそも、赤木さんは休職中で出勤していません。赤木さんが休職中であるということは奥様の手紙にも記載されていますし、奥様が野党を責めるような発言を公にしたことは1度もありません。

自殺の前日に杉尾議員と小西議員が近畿財務局を訪れた、職員と話をしたことは間違いないでしょうが、彼らが話をした職員は赤木さんではありません。また、恫喝や吊る仕上げなどは完全な憶測です。

 

 

3.国政調査権

野党は国政調査権があり、議員は国政に関する調査を行うことができます。

憲法62条にも「両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる」という明文もあります。

財務省に問題があれば財務省に資料提供を求めることは当然で、資料請求のために財務省を訪れることは当たり前の行為です。

そもそも改竄という重大犯罪を行わせた当時の安倍政権の方に大きな問題があるのであって、赤木さん問題を野党の責任にすることは強引な事実の捻じ曲げです。

これは、森友問題の再調査を求めているのは野党側であり、拒否しているのは与党であるということからも明らかです。

 

 

以上のことから、森友問題、赤木さんの自殺の件を野党のせいだとするDappiの投稿は明らかなデマであり、事実の捻じ曲げ、強引な政権擁護・野党批判であると断言します。

 

 

おまけですが、たった今、Dappiと岸田首相、甘利幹事長との関係も報じられました。

最後にこちらを紹介します。