スタブルカルチ後の整地について・その4
スタブルカルチ後の整地について・その4
青森県・津軽地方の場合
長い冬が終わり、雪が融け、
圃場田面が見えてくるのが、3月下旬。
耕起は、早くて4月上旬から4月中旬。
3月下旬から圃場に入れる状態だと、迷わずプラウ耕。
理想は、移植の種まき前に耕起し終わるのが理想。
スタブルも、プラウも、可能な限り返せる深さまで耕起します。
深い方が、渇き、保水力、共によくなります。
耕起後は、晴天が続けば、3日位で整地可能な位乾きますが、
ここ数年の天気は精神的に参ります。
ここ数年は、こんな春の天候・・・。
津軽の場合、4月下旬から5月の連休にかけての
乾燥注意報と、強風、日中の気温が10度以上が乾きのポイントになりますね。
スタブルの耕起は、1回のみ。
圃場に入れるようであれば、フルクロにてどんどん耕起します。
スタブルの場合、ポジション最下げ、カゴピンにて深耕調整、作業機前後水平が理想ですが、
圃場に水があったりすると、牽引抵抗が高すぎて引けないときがあります。
そんな時は、ドラフトコントロールをONにして、ドラフト効かせてやります。
ポジションも最下げにせず、中間くらい。
ミックスの状態にして引くと、かなりのユルユル圃場でも引っ張れます。
四隅は残耕になるので、右、左から必ず耕起します。
それでもカゴ分残耕でますが、レーザーのタインとバーチと除草剤で対応します。
外周はロータリーでも可。
乾きは幾分弱まりますが。
プラウとスタブルの渇きの違いですが、プラウのほうが乾きやすいです。
その後の稲の生育もプラウのほうが良くなります。
やはり理想は、3月下旬にプラウにて耕起完了。
でしょうね。