まほうつかいの弟子  | ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の葛藤雑記帳〜

ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の葛藤雑記帳〜

皮膚科専門医(皮膚診=ひふみ)です。日々の診療で患者さんたちから学んだこと、主に「肌」・「皮膚」(ときどき「推し」)をテーマに綴ります。溢れる情報に溺れそうな時代ゆえ、信頼性の高いサイトも紹介します。
必要に応じ加筆/訂正することがあります。

唐突ですが。

 

魔法の起源はいつ頃から?

魔法によって導かれる人々の望みとは?

 

古代から世界中の人々の共通の望みとは

富や権力もない…こともないけれど、

どんなに巨大な富や権力を持った人でも

「死者の復活」

を実現するのは不可能です。

 

古代の人々が

死後の世界を想像してみたり

亡くなったあとも

ワンダフル・ライフを夢見て(?)

いろいろ工夫してきた証拠は

ピラミッドをはじめとする

古代王族・貴族のお墓の埋葬品から

疑う余地もないでしょう。

 

 

科学の発展と魔法あるいは魔術は切っても切れない関係で

中世ヨーロッパでは

魔術≒科学だったと言われています。

「魔法使い試験」に合格するためには

天文学、錬金学、薬草学などの学問を修める必要があり

魔法使いになったあとも研鑽を積まなければならなかった!

 

 

様々な職種において

「魔術」との共通点は数多くあると思いますが

(”研鑽を積まなければならない”部分などはとくに。)

医師の仕事も例外ではないと思いました。

 

さて。

私が医局の大先輩のクリニックを継承しもうすぐ6年。

 

先代の先生は大魔法使いでした。

 

不肖・魔法使いの弟子である私は

大魔法使いを知る人から 

落胆されたり

この魔法じゃない!と

失望されたことも

ありますが、

 

もっと魔法の質や精度が上がるように

日々ひいこら「魔法」の練習をし、

なんなら みんなで使える「魔法」探しを

しております。

  ★ ★ ★

交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』

ポール・デュカス(フランス)

 

六重奏

 オーケストラ…と思って聴いていたら

吹奏楽+パーカッション+エレクトーン!

飛び道具を使ったまさに!魔法🪄

 

 

 

 

 

 

蛇足

辞書で調べた「魔法」

 

不思議なことを起こさせる術。妖術。魔術。(岩波国語辞典第7版)

 

あやしく ふしぎなことをおこなう術。妖術。魔術。(三省堂国語辞典第7版)

 

魔力であやしいことをおこなう術。(新選国語辞典第10版)

 

老婆などが使うと言われる魔術。

→「魔術」普通の方法では不可能な事を、

トリック(特別の訓練)によって、やって見せる術。(三省堂新明解国語辞典第7版)