ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の備忘録〜

ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の備忘録〜

皮膚科専門医(皮膚診=ひふみ)です。日々の診療で患者さんたちから学んだこと、主に「肌」・「皮膚」(ときどき「推し」)をテーマに綴ります。溢れる情報に溺れそうな時代ゆえ、信頼性の高いサイトも紹介します。
必要に応じ加筆/訂正することがあります。

はじめまして。

「ひふみのへや」にお越しいただき
まことに ありがとうございます。


早いもので 肌・ひふ を 診つづけ20年余 の 
中年(アラフィフ万歳!)皮膚科専門医(♀)です。


これまで患者さんたちから学ばせてもらったことをもとに

「ひふ情報」を お届けしたい

と思いたち、ブログを始めることにしました。

とくに大切だと思っている事柄については

複数のテーマにわたり
同じ(ほぼ同じ)記事を掲載することもありますが 
ご容赦ください。


毎日“いいネタ”をお届けするのは思いの他 難しい!ので、
そんな時は

“推し”(主に本や漫画、音楽など)

について 綴って参ろうと思います。


あなたの “気になるネタ” が ひとつは 見つかる(かもしれない)ブログ

を目指しますので


どうかひとつ よろしくお願い申し上げます🤲


!季節にあわせてデザインを変えることがあります。

!加筆/訂正することがあります。

 

 

ほぼ春になりました

4月以降の新しい生活に向けて

気分も一新

手持ちのアイテムの一新

髪の毛の色も一新

いろいろ一新したいことが

あることでしょう(?)

 

最近街中では

髪の毛の色も様々で

みなそれぞれ似合っていて

とくにお洒落な髪の毛の色の人をみると

楽しくなってしまい

髪の毛に関する本をいろいろ

読みはじめています

 

髪の毛の色を変えたい!

という気持ちは古代の人々も同じだったらしく

遺跡などでその痕跡がみられた最古のものは

・・・

紀元前3500年ごろ

エジプト人やアッシリア人はすでに

ヘナで髪を染めた記録が

残っているとか

・・・
古代ギリシアでは金髪に憧れる人々が

脱色(当時からアルカリ性のものを塗っていた!)

していたり

・・・

我が国では平家物語に

墨を使った白髪染め(斎藤実盛)

が記録されています

・・・

 

過酸化水素が1818年に

フランスのルイ・ジャック・テナール

によって発見されました

テナールは1802年に

コバルトブルー(合成染料)も発明!

ヘアカラーの鮮やかな発色に不可欠な

「脱色」には欠かせない過酸化水素

 

現代のヘアカラーの元祖は

19世紀

 

人はいつの時代も

基本的な原始的な欲求は

変わらないのだなあと

静かな感動を覚えました

 

 旧石器時代から人類は

毛染をはしていた

という記載も散見されますが

情報の源(壁画や遺跡など)が

不明確であるため

今回はエジプト以降について

列挙しました

 

参考文献・参考にしたHP

 美容師さんだけでなく

美容院で

さまざまな施術を

試したい人にも

ぜひお勧めしたい本

カラー剤だけでなく

パーマ剤についても

知ることができます

 

カラーリングを

楽しみたい人に

おすすめです 

 

私のヘアケア

 

Ameba美容部