ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の葛藤雑記帳〜

ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の葛藤雑記帳〜

皮膚科専門医(皮膚診=ひふみ)です。日々の診療で患者さんたちから学んだこと、主に「肌」・「皮膚」(ときどき「推し」)をテーマに綴ります。溢れる情報に溺れそうな時代ゆえ、信頼性の高いサイトも紹介します。
必要に応じ加筆/訂正することがあります。

はじめまして。

「ひふみのへや」にお越しいただき
まことに ありがとうございます。


早いもので 肌・ひふ を 診つづけ20年余 の 
中年(アラフィフ万歳!)皮膚科専門医(♀)です。


これまで患者さんたちから学ばせてもらったことをもとに

お得な(?)ひふ情報

を お届けしたいと思いたち、ブログを始めることにしました。

とくに大切だと思っている事柄については

複数のテーマに 同じ(ほぼ同じ)記事を掲載することも
ありますが ご容赦ください。


毎日“いいネタ”をお届けするのは思いの他 難しい!ので、
そんな時は

“推し”(主に本や漫画、音楽など)

について 綴って参ろうと思います。


あなたの “気になるネタ” が ひとつは 見つかる(かもしれない)ブログ

を目指しますので


どうかひとつ よろしくお願い申し上げます🤲


!季節にあわせてデザインを変えることがあります。

!加筆/訂正することがあります。

迷っています…

書くべきか 書かざるべきか

 

開業し6年目

待合室に掲示すべき なのか?

 

育児中世代の方たちへのお願い

といってもほとんど方たちには

言う必要ないお願い 

なので

書くべきか 書かざるべきか

迷った末、この場をお借りして

書かせていただきます。

 

以下

当院おかかりつけの

ほとんどの方々

には

当てはまらない内容

ですので

読み飛ばしてください。

くれぐれも誤解のないよう。。

 

🔸院内(待合室)で

 お菓子を食べないでください

 

🔸診察室、待合室の中を 

 歩き回ったり 走ったり

 しないでください

 

🔸待合室の本を投げたり、

 落としたり、破いたり

 しないでください。

 破けてしまった時は そのままにせず

 スタッフへお申し付けください。

 

🔸診察室内の備品(診察用パソコン、

 顕微鏡、薬など)に

 むやみに触れたり

 診察用ベッドの上で

 跳ねないでください

 

🔸1人の診察にご家族総出(5人以上)での

 ご来院はご遠慮ください※

 

🔸概ね3歳未満のお子さんに

 自分で症状を説明させるのは

 できればご遠慮ください

 

※双子の乳児、歳近兄弟など4人のお子さんを

 一人でお世話しなくてはならない保護者は

 この限りではありません。応援しかないです。

 

育児や仕事でヘトヘトな中

さまざまな家の事情で

医療機関を受診することの

しんどさは わかります。

それはそれは 一仕事です。

 

だからといって

医療機関の入り口に入ったら

ゴール…ではないとも

思います。

 

だから 落ち着いて

怒らないで 読んでください。

 

医療機関なので清掃、消毒には

気を配っておりますが

待合室の椅子や床で

お菓子を食べたり

備品に手を触れたりすることは

感染症予防、拡大防止の点から

おすすめできません

(ご一家総出でのご来院も

 同様の理由でおすすめしません。)

 

院内で跳ねたり走ったりして

顔や頭をぶつけたりでもしたら

受診する科が増えてしまうかもしれません。

備品は壊れても修理できますが

それでも壊れたら悲しいし、困ります

 

お子さん(未就学児)の言葉や説明

だけでは正確な診察は不可能です。

保護者の方の説明が不可欠です。

 

ひょっとしたら

「子どもの自主性」とか

「怒らない育児」とか

が影響しているのかも…とも思いますが

診療に影響が出るようだとやっぱり困ります

 

待合室で食べ物を食べさせたり

走り回らせないで

とか

子供が走り回らないように

手をしっかり握っていて

とか

…言っても良さそうなのですが

言ったところ、プリプリして

退室されたこともあります。

大人なのに説教されている!みたいな

嫌な気持ちになるのだろうと思います。

 

だから 見守っている(つもり)

なのですが なかなか それはそれで

伝わりにくいようです。

 

だから

迷っています。